名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

安房トンネルを通って中の湯温泉へ

2010年07月08日 | セカンドルーム

 

早朝は深い霧が立ち込めていたが、7時過ぎには青空が広がり、久しぶりに快晴の朝を迎えた。
たまっていた洗濯をし、布団を干して家の大掃除もした。
毎日使う居間は、それなりにきれいにしているが、そのほかの部屋はあまり掃除をしていない。
今日は居間のほかに、日ごろ使っている玄関と台所、トイレの掃除をした。
今は虫が活発に動く時期なので、その死骸が散らばり、蜘蛛の巣もあちこちに張り巡らされ、ねずみの糞も散らばっている。
掃除機とハタキ、雑巾で、狭い隙間や隅までピカピカとまでは行かないが、少しはきれいになった。
その他の部屋はほとんど出入りしないので、風を通すぐらいで、あとは季節の変わり目に掃除をしている。
古い民家は広いばかりで、隙間も多く虫や小動物の出入りを遮断することは出来ないので、掃除のポイントは町の住宅とは全然違う。
借家だから手直しをしてまで住む気はないが、掃除をする度に古家を維持するのは大変だとつくづく思う。

主夫の仕事が終わり、気分がすっきりしたところで、体もすっきりしようと平湯温泉へ向かった。


予定していた温泉施設の駐車場が混んでいたので、中の湯温泉へ行くことにした。
中部縦貫道「安房トンネル」が、無料化の社会実験中で、750円の通行料が無料だった。


「中の湯温泉」は、トンネル工事のため、峠の中腹に移ってきた一軒宿で、上高地や穂高、焼岳登山のベースとして利用する人も多い。
露天風呂や宿のロビーから穂高連峰や霞沢岳が望め、森に囲まれた岩風呂は深山の秘湯の雰囲気で、鶯の鳴き声以外に音は無かった。
温泉を独り占めした後は、旧安房峠道路を通って帰ることにした。


峠からは、噴煙を上げる焼岳や穂高連峰が眺望できた。


途中にある篠原無然の遭難碑に立ち寄り、平湯温泉まで下ってきたが、すれ違う車は1台も無かった。


無料のトンネルも早くて快適だが、時間に余裕のある人は、見所の多い緑のトンネルの通り抜けがお勧めだ。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする