今朝の飛騨地方は、青空に入道雲が湧き上がり、梅雨明けのような明るい朝だった。
このまま晴天が続くかと思ったが、すぐに雲に覆われて、蒸し暑さだけが残った。
日照不足と長雨で夏野菜の生育が悪く、菜園のレタスが、玉が大きくならないうちに、半分解けてしまった。
キャベツもネットをかけておかなかったので、青虫の餌食になっている。
モンシロチョウが卵を産みつけ、留守中に孵化して食い荒らしていた。
すさまじい食欲で、外側の葉は穴だらけにされ、玉まで入り込んでいる。
丸々と太った青虫に、テントウムシまで加わって、食い争っている。
5日間も、名古屋で遊び呆けていた代償は大きい。
話は変わるが、先週、読売・日経の世論調査を電話で受けた。
内容はマスコミ各社が発表している項目と同じで、選挙への関心度、重視する政策、支持政党、誰に投票するかなど等である。
今日、新聞やテレビで、各社が一斉に調査結果を発表していたが、同じような傾向の数字が並んでいた。
特に興味深いのは、選挙行動が決まっていない人たちが多いことであった。
先日期日前投票をしてきたが、前回の選挙では支持政党も候補者も迷うことなく選べたが、今回は投票場へ行くまで迷いがあった。
今さら自民政権には戻りたくないし、もたもたして意思統一が出来ない現政権も頼りない。
歯切れの良い「みんなの党」にも託しきれないし、その他の新党も結党の志が何も見えない。
そんな逡巡の中で投票してきたが、今の状況では、無党派層が投票日まで増えていくだろう。
世論調査は、世の中の動きや傾向を読む手法として評価できるが、危うい一面を持っているような気がする。
少数の人と、特定のマスコミだけの調査結果を判断材料や指標にして、無党派層の人たちが行動したら、偏った方向へ一斉に雪崩れていくだろう。
政治の世界も劇場型とか世論迎合型ばかりになってしまったら不安だ。