名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

二元会の絵画展を見て

2010年07月03日 | セカンドルーム

 

今朝も蒸し暑い中をユキ(柴犬)を連れて散歩に行ってきた。
4日目の名古屋に、少し飽きた様子で、いつもタイルの上で寝そべっている。飼い主も、午後のひと時を昼寝などして過ごしている。


愛知県美術館で開催中の二元展を見てきた。  
この展覧会には、高校時代のクラスメートが毎年油絵を出展しているので、時間が取れたときは見に行っている。
関東在住の作者が会場に来る日に、同級生が集まって絵画鑑賞をし、食事をしながら旧交を温めている。
絵を見るよりは、歓談を楽しみに集まってくる人も多く、七夕でもないが、年に1度の再会を楽しんでいる。

ここ数年間、作者は一貫して人生の黄昏時をテーマに描いているように感じているが、今回も老教授が研究室で午後のひと時を過ごしている風景を描いていた。
絵に込めた思いを聞くことは出来なかったが、いままでの作品より深い悩みを抱えているように感じた。
次はどんなドラマが展開されるのか、期待を持たせてくれる作品であった。
だんだん物事が億劫になり、制作意欲も衰えがちな年齢で、毎年大作に挑むエネルギーもすごいが、こんな機会を作ってくれた人も、マメでエライと思う。
珍しい人との出会いもあり、絵からも刺激を受けて、高山から出てきた甲斐があった。

コメント (6)
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