荘川の「新そば祭り」に立ち寄って、名古屋に向かった。 飛騨はそばの産地が多く、新そばの季節になると、あちこちでそばイベントが開催される。 高冷地にある荘川は評判の産地で、町を縦断する国道は「そば街道」と名づけ、美味しい蕎麦屋が味を競っている。
新そば祭り会場には、そのうちの4店が出店して、自慢のそばを提供していた。
いずれも500円均一であったので、全部食べてみようと最初は石挽きのおろしそば、2軒目は定番のざるを食べたところで満腹となってしまった。わんこそばの早食い競争を思い出した訳ではないが、こういう食べ方は邪道と、潔く撤退した。
腹ごなしに、そば打ち名人の実演を見たり、農産物の即売所を見たりして、荘川沿いの散策も楽しんだ。小さな町が蕎麦だけで、これだけの人を集めれば、町おこしも大成功だろう。