日差しを遮る木を伐採した際に、屋根に倒れ掛かった木の後始末をした。
幹は、先日玉切りにして下まで運んだが、枝が残っていたので、今日は細かく切って取り除いた。
幹はストーブの薪にして、小枝は乾かして焚き付け用に使う。
1階の窓をほとんど塞いでいたが、ようやく秋の陽光が部屋に入るようになった。
2階の破れ障子が、写真であらわになってしまって恥ずかしいが、部屋を使うことは無いので、手入れはしていない。
養蚕が盛んであった頃は、蚕部屋に使っていたとのことだが、天井も無く囲炉裏の煙で煤けて、この部屋だけは当時のままである。
雨戸もあるが、キツツキが何ヶ所も穴を開けているので、用をなしていない。
鍵も無く不用心だが、出入りするのは野鳥や小動物程度なので、気にしないことにしていた。
最近は熊の目撃情報が多く、介護施設に立て籠もったり、事務所に侵入したりして世間を騒がせている。
裏山には熊も猪も棲んでいるが、この辺りで家の中へ入ったという話は聞いたことは無いが、異常行動をする動物が増えたので、用心をしなければならない。
家と山との間に、見通しの利く緩衝地帯を作ることが、野生動物の侵入を防ぐ策だと言われている。数本の木を切った程度では、まったく役に立たないだろう。
それでも気休めに、杉の木を1本切って下まで担いで運んだ。
今日は久しぶりに大汗をかいて、良い筋トレになったが、この程度では動物除けにはならないだろう。