名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里のお風呂事情

2011年03月30日 | セカンドルーム

 

柔らかい春の陽射しが山里にもやって来て、雪解けが急速に進んでいる。
家の表側は屋根の雪が無くなり、裏側もわずかしか残っていない。

畑の雪も薄くなり、間もなく黒い土が顔を出すだろう。

わが家は上下水道が来てないので、すべて湧き水を利用している。
山の尾根まで家も田畑も無いので、安全でおいしい水を毎日飲むことが出来る。
名古屋へ帰る時もポリタンクで持ち帰っているが、水道水に比べると、やはり飲みやすくておいしい。
ポンプで汲み上げた水は、台所や風呂場にパイプを通して引いている。
12月から3月まではパイプの凍結を防ぐために、露出部分にヒーターを巻いて保温している。
まだ、朝晩は氷点下の冷え込みだが、もう凍結することもなさそうなので、今日ヒーターの電源を切った。
毎年通電していても、風呂場だけは地中のパイプが凍結して、4ヶ月ほど使えない。


ここ数日暖かい日が続き、ようやく風呂場の水も使えるようになったので、浴槽や浴室の掃除をした。
まえに、ここに住んでいた人は風呂にこだわったリフォームをして、お湯を沸かす方法も薪の釜と、プロパンの湯沸かし器、灯油ボイラーのスチームと、3通りが用意されている。
しかし、タイル張りの浴室はとても寒く、ステンレスの浴槽はお湯がすぐ冷めてしまうので、冬場は水が通じていても入る気がしない。

灯油ボイラーを使った小さなスチームサウナもあるが、閉所恐怖症気味なので、一度も使ったことは無い。
お金をかけた割には寒冷地向きでないので、小さなユニットバスのほうが余ほど快適だろう。

今日は使っていなかった風呂場の掃除をして、いつからでも入れるようにしておいた。
名古屋に居ると、毎日風呂に入れられたり、肌着も変えさせられるが、ここでの入浴は週に1回ほど近くの温泉に通っている。
家人には不潔だといわれているが、冬は汗をかかないし、空気もきれいなので肌着も汚れないと言い訳をしている。

 


ぼつぼつ週一の温泉通いも終わりになってきたので、久しぶりに平湯の日帰り温泉「山がの湯」へ行ってきた。
温泉街はいつもより静かで、露天風呂を独り占めにした後、食事処ですき焼き定食を食べ、休憩室で高校野球を観戦してのんびり過ごしてきた。
冬の間、温泉のひとり遊びを楽しんでいたが、今シーズンも終盤を迎えた。

コメント (4)
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