名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里のなごり雪

2011年03月31日 | セカンドルーム

 

今朝、目が覚めて窓の外を見たら雪が降っていた。
空は鉛色の雲が垂れ込め、寒風が頬を刺す。


今日で3月が終わるというのに、いまだに三寒四温の繰り返しで、季節の気まぐれに体が付いていけない。
薄っすらと積もっていた雪は、真冬のように積もることも無く、すぐにあとかたもなく消えていく。

この時期に降るはかない雪は、淡雪と呼ばれているが、なごり雪と呼んだほうが似合いそうだ。

 ♪君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた いま春が来て~♪♪
雪に対する思いはたくさんあるが、なごり雪、もどり雪、細雪など、散り際の桜と同じで、何とはなしに滅びの美しさに惹かれる。
山里では、4月になっても雪は降るし氷も張る。
なごり雪と呼ぶのは、まだ少し早いかもしれない。

コメント (2)
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