名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

平湯温泉で雪見風呂

2012年02月02日 | セカンドルーム

  ひらゆの森

 天気予報は、今日が最強寒波のピークと言っていた。
雪は降ったり止んだりだが、寒さだけは相変わらず厳しい。
薪ストーブの脇でゴロゴロしているよりはと思って、平湯温泉へひとっ走りしてきた。

国道158号線は除雪してあったが、路面の雪は固まり、カーブや坂が多いので緊張する。
道端の温度計はマイナス13度を指していたので、路面は凍結状態だろう。

平湯あたりも、いつもは行き交う車が多いが、悪天候のためほとんど走っていなかった。


平湯民俗館の中にある露天風呂に入るつもりで行ってみたが、氷点下の脱衣場へ入った瞬間に、あまりの寒さで裸になる気持ちが萎えてしまった。

お湯は熱いくらいで気持ち良さそうだったが、ヒートショックでひっくり返っても助けてくれる人が居ないので、寸志だけで入れる鄙びた露天風呂はパスした。


お馴染みの「ひらゆの森」は、スキー客も宿泊客も来る時間でなかったので空いていた。

広い内湯でしっかり温まってから、露天風呂巡りをした。

熱い温泉につかっていると、顔にかかる雪が気持良いし、湯船を独占して思わず鼻歌が出てしまった。
岩風呂やヒノキの風呂など大小いろいろなタイプがあり、源泉も数本あるので白濁した湯や無色透明、硫黄の匂いの強い湯などが楽しめる。

広い敷地の中には合掌造りを移築した休憩処やレストラン、板倉風の宿泊用コテージが点在し、それぞれ渡り廊下でつながれている。


フロントやロビーのある建物は、江戸時代の重厚な古民家で、栗の大木を使った柱や梁組みは見応えがある。
入浴料500円と昼食代800円で、身も心も満たされてきた。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする