名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

処暑を感じない蒸し暑さ

2014年08月23日 | 暮らし


今日は二十四節気の処暑で、暑さが和らぎ
穀物が実り始める頃である。

厳しい暑さも峠を越し、朝夕は涼風が吹き始め、
秋の気配を感じるともいわれる。

明け方から朝にかけて、断続的に激しい雨が降ったが、
涼しさも秋の気配も感じない。

ほんの十数分で止んだが、もし長く続いたら、
低地では出水被害が出るだろう。



雨が上がると陽が差して、蒸し暑さが戻ってくる。
最近の雨の降り方は、まるで熱帯地方のスコールのようだ。

温暖化が言われて久しいが、その影響は身近な現象として、
随所で見られるようになった。

猛暑日や熱帯夜の増加、局地的豪雨の発生など、記録的とか
観測史上初めてという言葉さえ陳腐化している。

しかし、身近なところでは、サンマやサバなど大衆魚の不漁や、
ブナ林の減少やマツ枯れ病の多発、農作物の多雨高温被害など、
生活を脅かしつつある。
自然界では桜の開花が早まり、紅葉の時期が遅くなっている。

大昔から、二十四節気が日常の暮らしと結びついていたが、
これも遠い過去の記憶になりつつある。
コメント (2)
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