名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

飛騨の梅雨はどこへやら

2011年06月08日 | セカンドルーム

 

飛騨地方の梅雨はどこへやら。今日も朝から強い日射しがいっぱい降り注いでいた。
初夏の陽気に誘われて、野山の花々が百花繚乱に咲き誇り、ウグイスやホトトギスも競うようにさえずっている。

 御岳

 乗鞍岳


高い山の残雪も急に減って、夏の装いに変わっていく。
田畑の作物も、つい最近までは夜間の冷え込みが気になっていたが、今は乾燥と日照り対策が必要になってきた。


スイカやメロンのホットキャップを外して焼けを防ぎ、まわりをわらで覆って、つるがマルチに触れないようにした。


キュウリやトマト、ナス、ピーマンなども、わらを敷いて土が乾燥しないように保護をした。
わらは役割が終わると腐蝕して土を肥やし、新しい生物を育ててくれる。
米の副産物のわらやもみ殻、糠などは、昔は生活資材としてなくてはならないものであったが、今は有効に活用されることは少なくなった。
縄やむしろ、俵も、あまり見かけなくなったし、糠で洗顔をしたり、柱や廊下を磨く人もいなくなった。
長く農村の生活文化を支えてきたわらも、便利な農業資材の出現で影が薄くなっていく。

コメント (6)
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