ようやく爽やかな晴れ間が戻ってきた。
気温も上がって、ユキも地べたの方が気持ち良さそうだ。
雨上がりの野山は生気を取り戻して、瑞々しく輝いている。
休耕田のあやめや睡蓮も満開で、鴨が羽を休めていた。
裏山の朴の木も、空を隠すほど茂ってきた。
飛騨地方では、朴の若葉を利用して朴葉寿司や朴葉餅を作る家も多い。
朴葉には殺菌作用があって、日持ちがするし、独特の若葉の香りが食欲をそそる。
今日の野良仕事は、腰ほどの高さまで伸びていた畑の山側の草を刈った。
見通しが良くなったので、イノシシも多少警戒をしてくれるだろう。
ポットで育てていたトウモロコシの苗の最後の30本の移植もした。
今年は、3回に分けて合計90本植えたが、順調に行けばお盆の頃には収穫が出来そうだ。
畑の草もとって、久しぶりに気持ちのいい汗をかいて、野良仕事を終えた。