今日はナビスコ杯の京都戦ですが、例によって平日夜の試合の即日更新は勘弁していただき、土曜にテレビで見た千葉対大宮のネタにします。大宮は、同じタイプのデニス・マルケスとペドロ・ジュニオールを決して同時には使わず、どちらか好調な方をスタメン起用してきます。
この日はデニス・マルケスのスタメンでしたが、持ち味のドリブルが冴えていました。個人技から早くも2点をリードし、この試合は決まったかに思えました。しかし、千葉もやられっぱなしでは終わりませんでした。前半の千葉の選手起用には、明らかに問題がありました。
まず、クロアチアリーグの強豪チームでキャプテンだったフルゴビッチの位置が左MFでした。フルゴビッチの力があれば、チームの中心のボランチに据えても良いはずです。事実、代わりに入っていた中島がデニス・マルケスにかわされたことを考えると、フルゴビッチはボランチが正しいと思っていました。
その通りにクゼ監督は動き、中島に代えて新居をFWに置き、フルゴビッチをボランチに置きました。これで、後半の千葉は勢いを取り戻します。大宮の動きが落ちて、帰陣が遅くなっていたことを考えても、千葉の後半は良い動きでした。巻のシュートがポストに当たったところに坂本が詰めて1点を返すと、途中出場の新居がオーバーヘッドで同点ゴールを決め、勢いは千葉のはずでした。
事実、大宮はリードを守ろうとして、FWの吉原を下げてボランチの片岡を入れていましたから、大宮の攻撃力は落ちているはずです。しかし、その片岡が、一生に一度かもしれない強烈なミドルシュートをたたき込んで、大宮にリードを許すと、千葉に反撃の余力は残っていませんでした。
千葉にとっては、後半の布陣がベストに近いとわかったのは唯一の収穫ですが、またも勝てず残留争いを抜けられませんでした。ただ、まだ下位チーム同士の直接対決は残しています。去年の大宮はそれを全勝に近い成績で切り抜けたから残留できたのです。勝てる相手に確実に勝つこと、それが千葉がJ1に残る条件だと思います。
この日はデニス・マルケスのスタメンでしたが、持ち味のドリブルが冴えていました。個人技から早くも2点をリードし、この試合は決まったかに思えました。しかし、千葉もやられっぱなしでは終わりませんでした。前半の千葉の選手起用には、明らかに問題がありました。
まず、クロアチアリーグの強豪チームでキャプテンだったフルゴビッチの位置が左MFでした。フルゴビッチの力があれば、チームの中心のボランチに据えても良いはずです。事実、代わりに入っていた中島がデニス・マルケスにかわされたことを考えると、フルゴビッチはボランチが正しいと思っていました。
その通りにクゼ監督は動き、中島に代えて新居をFWに置き、フルゴビッチをボランチに置きました。これで、後半の千葉は勢いを取り戻します。大宮の動きが落ちて、帰陣が遅くなっていたことを考えても、千葉の後半は良い動きでした。巻のシュートがポストに当たったところに坂本が詰めて1点を返すと、途中出場の新居がオーバーヘッドで同点ゴールを決め、勢いは千葉のはずでした。
事実、大宮はリードを守ろうとして、FWの吉原を下げてボランチの片岡を入れていましたから、大宮の攻撃力は落ちているはずです。しかし、その片岡が、一生に一度かもしれない強烈なミドルシュートをたたき込んで、大宮にリードを許すと、千葉に反撃の余力は残っていませんでした。
千葉にとっては、後半の布陣がベストに近いとわかったのは唯一の収穫ですが、またも勝てず残留争いを抜けられませんでした。ただ、まだ下位チーム同士の直接対決は残しています。去年の大宮はそれを全勝に近い成績で切り抜けたから残留できたのです。勝てる相手に確実に勝つこと、それが千葉がJ1に残る条件だと思います。