風邪で実現したワールドサッカーのビデオのはしごですが、第二弾は欧州CLのローマ対バルセロナです。9月に、スカパーが欧州サッカーの無料放送をしていた時期に撮り貯めていたビデオですが、バルセロナがクラブW杯で来日する前に見ておきたいという理由で、優先順位トップでした。
この試合はローマのホームゲームで、1-1の引き分けでした。敵地でも勝ち点3を取りに行くバルサにしては意外な結果ですが、この試合はグループリーグなので、敵地の試合は引き分けの勝ち点1でもいいとバルサ側が判断した理由もあると思います。この試合では、バルサにどういう対策を立てるか、ローマ側の目線で見ると面白い試合でした。
以前、グアルディオラ監督時代に黄金時代を作ったバルサは、高い位置でキープして圧倒的なボール支配率を武器にするスタイルでした。このスタイルを、後任のビラノバ監督、マルティノ監督とも継承しようとしましたが、相手に対策を立てられて欧州CLでは4強、8強という結果でした。その対策は、この試合にヒントがありました。
それは、高い最終ラインの裏のスペースを俊足FWで狙うというものです。この試合では、ローマの右ウイング、エジプト代表のサラー(11番)の俊足が冴えていました。かつての野人岡野のように、アバウトなパスでも圧倒的な身体能力で追いかけてくれる、これを見てバルササイドも左SBアラバをある程度守備的にして、サラーを監視する必要が出ました。
また、バルサが誇る、メッシ(10番)、スアレス(9番)、ネイマール(11番)の3トップも脅威です。その対策として、ローマは4バックを中央に寄せて、DFの間のスペースを可能な限り狭くするという対策を立ててきました。タッチライン際はどうしても空きますが、そこはFWのファルケ(14番)、サラーが帰陣してカバーしていました。時と場合によっては6バックにしてでも守るというものです。
このやり方では、0-0の時間を可能な限り長くするのがローマ側のゲームプランだったと思いますが、一瞬ファルケの戻りが遅れたタイミングにラキティッチ(4番)が攻撃参加して、彼のクロスからスアレスがヘディングでゴールしてバルサが先制します。しかし、ローマDFフロレンツィ(24番)に驚異的なロングシュートが飛び出して引き分けに持ち込んだ試合でした。ローマとしては成功したプランでしょう。この手は、クラブW杯の相手も使ってくる可能性があると思います。
バルサ側からの視点は、あとで書きます。
この試合はローマのホームゲームで、1-1の引き分けでした。敵地でも勝ち点3を取りに行くバルサにしては意外な結果ですが、この試合はグループリーグなので、敵地の試合は引き分けの勝ち点1でもいいとバルサ側が判断した理由もあると思います。この試合では、バルサにどういう対策を立てるか、ローマ側の目線で見ると面白い試合でした。
以前、グアルディオラ監督時代に黄金時代を作ったバルサは、高い位置でキープして圧倒的なボール支配率を武器にするスタイルでした。このスタイルを、後任のビラノバ監督、マルティノ監督とも継承しようとしましたが、相手に対策を立てられて欧州CLでは4強、8強という結果でした。その対策は、この試合にヒントがありました。
それは、高い最終ラインの裏のスペースを俊足FWで狙うというものです。この試合では、ローマの右ウイング、エジプト代表のサラー(11番)の俊足が冴えていました。かつての野人岡野のように、アバウトなパスでも圧倒的な身体能力で追いかけてくれる、これを見てバルササイドも左SBアラバをある程度守備的にして、サラーを監視する必要が出ました。
また、バルサが誇る、メッシ(10番)、スアレス(9番)、ネイマール(11番)の3トップも脅威です。その対策として、ローマは4バックを中央に寄せて、DFの間のスペースを可能な限り狭くするという対策を立ててきました。タッチライン際はどうしても空きますが、そこはFWのファルケ(14番)、サラーが帰陣してカバーしていました。時と場合によっては6バックにしてでも守るというものです。
このやり方では、0-0の時間を可能な限り長くするのがローマ側のゲームプランだったと思いますが、一瞬ファルケの戻りが遅れたタイミングにラキティッチ(4番)が攻撃参加して、彼のクロスからスアレスがヘディングでゴールしてバルサが先制します。しかし、ローマDFフロレンツィ(24番)に驚異的なロングシュートが飛び出して引き分けに持ち込んだ試合でした。ローマとしては成功したプランでしょう。この手は、クラブW杯の相手も使ってくる可能性があると思います。
バルサ側からの視点は、あとで書きます。
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