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いい位置にいる(レオナルド)

2020-02-18 22:23:16 | 浦和レッズ
日曜日の仙台戦、ヒーローは何と言っても2得点1アシストのレオナルドです。彼は鳥取の岡野雅行氏がブラジルに出向いて探した才能で、J3鳥取、J2新潟と連続して得点王になっています。その点を取る秘訣は、昨日のプレーを見る限りでは「いい位置にいる」技術だと感じます。練習試合のJ2相手には、いとも簡単にフリーになっており、味方が彼の動きを見てパスを出せばそれだけで得点を量産できそうです。

プレースタイルはスピード型のように見えましたが、キャンプで走っているところを見た水内猛氏によれば「足はそんなに速くない」という評価です。タイプ的には、広島で得点を量産した佐藤寿人がイメージ的に似ており、相手の最終ラインと駆け引きして出し抜き、いいボールが来たら外さないテクニックを持っています。

ヒールキックなどのテクニックは持っていますが、彼の場合は味方が動きを見てくれるかが最大のキーポイントです。そういう意味では、2トップにして杉本や興梠がボールを持って、レオナルドの動きを見るというサッカーをやりたいという意図で、大槻監督が4-4-2を採用したのではないかと狙いの一端が見えてきます。

この日は仙台のDFが下がり過ぎているとみて、わざと下がり目の位置を取って相手マーカーから逃げるという技術も見せており、レオナルドのフリーになる技術は確かではと見ています。あとは本人がシュートを外さないことと、いいボールを何回入れられるかの勝負になってきます。相手がレオナルドを意識してくれば、仙台戦のマルティノスのゴールのように他の選手に取らせることもできます。

まだ年齢的にも22歳と若く、日本帰化も考えに入っていると聞きます。帰化のためには漢字が小学三年生レベルまで書けないといけないので、そう簡単ではないですが、日本語も勉強しているようで楽しみです。今季、彼に点を取らせるのが共通理解だとすれば、それが正解かどうかは彼の得点数で語れることになるでしょう。
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