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2000本安打まであと9本(栗山巧)

2021-08-26 22:26:05 | 他スポーツ
仕事の関係でなかなか広島戦の映像を見られないので、穴埋めネタの野球から、通算2000本安打まであと9本に迫っている西武ライオンズの外野手、栗山巧選手を取り上げます。栗山は37歳とベテランですが、今でも主力選手の地位を譲っておらず、2000本安打達成は時間の問題になってきました。生観戦予定の土曜日に彼の2000本安打達成の瞬間を見るのはほぼ不可能になりましたが、映像でも見られれば最高です。

栗山は2001年、兵庫県の育英高校からドラフト4位でライオンズに入団してきました。最初から守備よりは打撃で一軍に上がってきた選手で、レフトの守備は驚くようなレベルではなかったものの、選球眼の良さと、1番から9番までどこの打順で起用してもそれなりの役割を果たしてくれる器用さで、長年ライオンズのレフトを守ってきました。

彼がスターダムにのし上がった頃は、1番片岡の後を打つ2番打者でした。進塁打が放てるのも彼の武器で、中軸にいい形でつないでくれる打者です。さすがに、昨年4番で起用されたときは「え?俺?」と本人もびっくりだったようですが、それでも打点を稼いでくれた時期もあります。栗山と聞いて忘れられないのは、一時主力選手が続々とFAで流出していた頃に「生涯ライオンズ」宣言をしてくれたことです。

誰かがいなくなるというのは、ファンとしては不安でしたが、この栗山の宣言は心強い思いでした。その後、中村剛也も宣言こそしていないものの実質生涯ライオンズとなりましたが、この二人がいるのはライオンズの強みの一つです。この二人は、同期入団で同い年ということもあり、二軍時代から支え合ってきた間柄です。もっとも、栗山は大きな怪我がなく毎年安定して試合に出てくれますが、平均打率は2割7分ほどと、記録的には地味な打者でもあります。

最近はDHで出ることも多くなってきました。もっとも、最近は外国人選手で「当たり」を狙うのは難しくなっており、栗山の方が計算できるという起用方針もあるでしょう。史上2番目に遅い100号本塁打という、地味ながら試合に出続けた彼らしい記録もあります。そんな、西武ファンだからこそ知っているこのいぶし銀には是非とも、2000本安打を達成させてあげたいです。

残りの現役生活はそんなには長くないでしょうが、今でも試合前の練習で最初にグラウンドに出てストレッチをしているなど、若手の見本でもあります。ここまで来れば、できるだけ長くプレーして欲しいですし、引退後も指導者でライオンズに関わって欲しいと、期待は大きいベテランです。
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