雪割草

森林公園で見かけた「雪割草」です。雪の降らない関東地方では小さな地味な花にも思えますが、雪を割って伸びてくるというのは強さを感じる名前です。春の到来を告げるのは、こういう小さな花もあるのでしょうね。

湘南戦プレビュー

浦和は今度の日曜日、ホーム埼玉スタジアムで湘南ベルマーレと対戦します。ここまで4試合で1分け3敗と追い詰められている浦和にとって、この湘南戦は内容はともかく勝ち点3がどうしても欲しい試合です。湘南、鳥栖、磐田と続く、この3試合を3連勝できればまた上も見えてきます。この湘南戦は古巣対決になる写真の岩尾に期待です。

湘南は浦和とは消化試合数に差があるものの、1分け1敗の勝ち点1で16位という位置にいます。今季はステップアップを狙って湘南を去っていった選手が戻ってきており、元キャプテンの永木や左SBの杉岡が鹿島から戻っています。また、元浦和の選手も山田直輝、岡本がいます。最近は湘南とは相性が悪く、去年も埼スタで敗れている、嫌な相手です。

FWはノルウェー人のエルユヌシと柏から移籍の瀬川がここ2試合では先発出場しています。チーム総得点がまだ1点という状況なので、誰が中心というのはわかりませんが、この2トップに途中出場の町野やウエリントンが絡んでくるのでしょう。ウエリントンはヘディングという持ち味がはっきりしている選手なので、アーリークロスを放り込んでも機能させることができます。

浦和としては、前節の川崎戦でユンカーや大久保が今季初のベンチ入りを果たすなど、ここまで課題だった選手層の厚さが戻ってくる兆しがあります。川崎戦は敗れ、浮上のきっかけはまだつかめていませんが、この湘南戦を終えると次は土曜日の鳥栖戦なので、少しは無理が効く試合です。ベストメンバーに近い陣容で戦うことは可能な日程です。

この湘南戦は今季の浦和の分岐点となるゲームでしょう。負けや引き分けなら、本気で残留争いを覚悟することになります。先日の日本代表のオーストラリア戦も緊張感があったゲームでしたが、この湘南戦はサポの私も、ちょっと緊張感を持ってスタジアムに行くことになりそうです。