Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

武藤嘉紀の記憶

2022-03-03 20:28:49 | 他チーム
ここのところ、浦和の成績が良くないので浦和の選手を取り上げるネタはできず、穴埋めネタで元日本代表の神戸FW武藤嘉紀選手を取り上げます。武藤は慶応義塾大学時代に頭角を現し、大学4年のシーズンを慶応でなくFC東京でプレーする道を選びました。この選択が彼にとっては正解で、スピードを生かしたウイングとして多くの出番を得ました。新人最多得点となる13ゴールで代表入りも果たします。

もっとも、ウイング一本では厳しいと感じたらしく、CFで点を取ることも訓練します。これで海外からオファーが来る選手になり、当時の1トップの岡崎慎司が移籍することが決まっていたドイツ1部のマインツが彼を完全移籍で獲得します。マインツでは絶対的な存在だった岡崎の後釜は厳しい役割だと思われましたが、点が取れてスピードがあり、相手DFにプレスに行く姿勢が評価されてマインツではエースストライカーでした。

マインツは決して大きなクラブではなく、移籍金は4億円と想定よりは安かったですが、他チームに移籍した際に移籍金の一部が入るようにする条項を結んでいたことでFC東京は合意しました。その思惑通り、武藤はイングランド・プレミアリーグの古豪、ニューカッスルからオファーを受けて移籍し、一段上のクラブに行く夢を叶えます。

もっとも、このニューカッスル時代は苦しみました。このチームにはベネズエラ代表FWロンドンが在籍し、どうしても彼の壁を崩せなかったからです。ニューカッスルでは2年間在籍してわずか1ゴールに終わり、最後の1年はスペインリーグのエイバルにレンタルされたものの結果を出せず、昨年夏の移籍市場でヴィッセル神戸に完全移籍して海外挑戦を終えました。

神戸で、武藤と大迫の2トップをどうやって合わせているかには興味がありました。単純に、能力の高い二人を組み合わせても、必ずしも機能するとは限らないところがサッカーの難しさだからです。点を取ることは大迫の役割として、武藤は持ち味のスピードを生かして、少し後ろから出てきてサイドを崩して大迫にパスを出すという関係性でした。

今は武藤は代表からは遠ざかっていますが、FWは日本では比較的層の薄いポジションなのでチャンスはあります。神戸で、大迫と武藤の2トップが機能していれば、そのまま代表に持ってくるのは世界的に見てもよくある代表強化の手法だからです。年齢的にも29歳と、カタールW杯で見る可能性もちょっとはある、スピードが武器と特徴がわかっている選手なので思えます。
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節分草

2022-03-03 20:18:11 | 埼玉
森林公園で見かけたセツブンソウ(節分草)です。名前の通り、普段の年は節分の頃に咲く花ですが、今年は寒かったので2月末のこの時期に見られました。白い花のように見える部分はがくで、真ん中にある紫色の部分が本当の花です。この小さな花を、トリミングで引き伸ばして、この写真を撮ることができました。
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