大相撲春場所は、写真の平幕高安が9戦全勝でトップに立っています。高安は元大関の実績があり、この成績を出してもおかしくない実力はありますが、意外にも優勝経験はありません。今回は本命照ノ富士の途中休場で本命不在の混戦になっており、高安の平幕優勝が出る可能性はあります。もちろん、前頭7枚目で本来上位と当たらない番付の高安が、御嶽海や若隆景と当てられたときにどんな相撲を取れるかによります。
照ノ富士は先場所から痛めていたかかとの負傷での休場です。平幕玉鷲の一気の押しに金星を配給した相撲を見て、どこか良くないのではと思った予感は当たりました。照ノ富士は今の時点で実力はトップですが、怪我がちなので、休場時に他の力士がチャンスとばかりに優勝を狙う展開が、今後も続くものと思われます。
新大関御嶽海は8勝1敗と好位置につけています。大関は二桁勝利が要ると自覚は十分で、今場所は前に出る相撲が取れています。実力も加味すると本命は御嶽海で、同じ1敗で追う関脇若隆景とは激しい争いになりそうです。カド番大関貴景勝は6勝3敗で、優勝争いからは脱落で、休場明けの体調を考慮すると勝ち越しが手一杯の土俵になりそうです。
同じくカド番の大関正代は初日から4連敗と大不振です。相撲ぶりに元気がなく、まるで引退間際の力士のようです。もっとも、型にこだわらないのがこの力士の売りで、左を差して振り回す相撲で、どうにか4勝5敗まで星を戻してきました。まだ若隆景や御嶽海戦も残しておりあと4勝は遠いですが、ここはなりふり構わず勝ち越して大関を守りたいところです。
また、関脇若隆景は今場所は一気に成長してきました。先場所は前頭筆頭で9勝6敗で関脇になれた、番付運の良さを今場所に生かしています。千代の富士を思わせる筋肉質な体をしており、今場所は当たりも強くなってきています。今場所の成績次第では大関候補まで行けるので、この流れを手放さず行けるところまで行って欲しいです。
下位では平幕琴ノ若が好調です。ここまで8勝1敗と結果が出ており、先場所12勝で敢闘賞を受賞した勢いを続けています。平幕優勝が出るなら、もちろん琴ノ若の可能性もあります。父の最高位関脇はまだ先ですが、彼も一気に強くなってきており今後が楽しみです。
照ノ富士は先場所から痛めていたかかとの負傷での休場です。平幕玉鷲の一気の押しに金星を配給した相撲を見て、どこか良くないのではと思った予感は当たりました。照ノ富士は今の時点で実力はトップですが、怪我がちなので、休場時に他の力士がチャンスとばかりに優勝を狙う展開が、今後も続くものと思われます。
新大関御嶽海は8勝1敗と好位置につけています。大関は二桁勝利が要ると自覚は十分で、今場所は前に出る相撲が取れています。実力も加味すると本命は御嶽海で、同じ1敗で追う関脇若隆景とは激しい争いになりそうです。カド番大関貴景勝は6勝3敗で、優勝争いからは脱落で、休場明けの体調を考慮すると勝ち越しが手一杯の土俵になりそうです。
同じくカド番の大関正代は初日から4連敗と大不振です。相撲ぶりに元気がなく、まるで引退間際の力士のようです。もっとも、型にこだわらないのがこの力士の売りで、左を差して振り回す相撲で、どうにか4勝5敗まで星を戻してきました。まだ若隆景や御嶽海戦も残しておりあと4勝は遠いですが、ここはなりふり構わず勝ち越して大関を守りたいところです。
また、関脇若隆景は今場所は一気に成長してきました。先場所は前頭筆頭で9勝6敗で関脇になれた、番付運の良さを今場所に生かしています。千代の富士を思わせる筋肉質な体をしており、今場所は当たりも強くなってきています。今場所の成績次第では大関候補まで行けるので、この流れを手放さず行けるところまで行って欲しいです。
下位では平幕琴ノ若が好調です。ここまで8勝1敗と結果が出ており、先場所12勝で敢闘賞を受賞した勢いを続けています。平幕優勝が出るなら、もちろん琴ノ若の可能性もあります。父の最高位関脇はまだ先ですが、彼も一気に強くなってきており今後が楽しみです。