外国人選手の移籍情報は、なかなか事前に情報を得るのが難しいのでネタにしにくいですが、先日の日本代表豪州戦で埼スタに来ていた写真の豪州代表DFジェイソン・ゲリア選手のJ1新潟移籍については、多少情報を持っています。新潟はCBのトーマス・デンが今季限りで退団しており、外国人のDFはどうしても必要な補強ポイントでした。
スピード型のデンと、ゲリアは特徴が似ています。年齢的にも31歳で、代表でスタメンだったことを考えると丁度良いです。前所属のメルボルン・ビクトリーでは右SBで起用されていましたが、豪州代表では3バックの右ストッパーでした。それだけ、スピードを生かせるポジションならDFラインのどこでもこなせるという意味でしょう。
ゲリアが3バックの右で起用されていたのは、豪州代表では5バック気味にして試合を膠着状態にしたいという意図だろうと思っていました。実際、ゲリアは豪州代表では珍しいスピード型で、高さとパワーはあるものの足の遅いDFが多い豪州代表で、DFラインの裏を狙われたときにゲリアでカバーするという狙いも見て取れました。
しかし、豪州代表のその後の戦いを見ていると、引くために3バックにしたのではないことが見えてきました。サウジアラビア戦で見えたのは、ゲリアを攻撃参加で生かしたい狙いでした。後ろに5枚いれば、1枚は思い切って上がってもよいことから、スピードのあるゲリアは中央から攻撃を見せる際に一つの武器になります。マンチェスターシティでCBのストーンズが上がるようなものです。
新潟はゲリアをCBで起用するかSBで起用するかはまだわからないです。ただ、知名度の割には期待できそうな新戦力で、移籍金を払って獲得した新潟にとって戦力になってもらわないと困る選手でしょう。地元埼スタに、敵としてやってくる彼のプレーも、可能なら見てみたいものです。
スピード型のデンと、ゲリアは特徴が似ています。年齢的にも31歳で、代表でスタメンだったことを考えると丁度良いです。前所属のメルボルン・ビクトリーでは右SBで起用されていましたが、豪州代表では3バックの右ストッパーでした。それだけ、スピードを生かせるポジションならDFラインのどこでもこなせるという意味でしょう。
ゲリアが3バックの右で起用されていたのは、豪州代表では5バック気味にして試合を膠着状態にしたいという意図だろうと思っていました。実際、ゲリアは豪州代表では珍しいスピード型で、高さとパワーはあるものの足の遅いDFが多い豪州代表で、DFラインの裏を狙われたときにゲリアでカバーするという狙いも見て取れました。
しかし、豪州代表のその後の戦いを見ていると、引くために3バックにしたのではないことが見えてきました。サウジアラビア戦で見えたのは、ゲリアを攻撃参加で生かしたい狙いでした。後ろに5枚いれば、1枚は思い切って上がってもよいことから、スピードのあるゲリアは中央から攻撃を見せる際に一つの武器になります。マンチェスターシティでCBのストーンズが上がるようなものです。
新潟はゲリアをCBで起用するかSBで起用するかはまだわからないです。ただ、知名度の割には期待できそうな新戦力で、移籍金を払って獲得した新潟にとって戦力になってもらわないと困る選手でしょう。地元埼スタに、敵としてやってくる彼のプレーも、可能なら見てみたいものです。