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今日は欧州CLグループリーグの第3戦、ACミラン対バルセロナ(サンシーロ)を見ていました。以前、メッシはバルセロナでは機能するが、アルゼンチン代表ではそれほどではないという話を解説の原博実さんから聞きました。アルゼンチン代表はメッシをゲームメーカーと信じて待ってしまうようだと感じましたが、バルセロナの試合を見ればどうやって機能させているかわかると思い、この試合を見ました。
まずはメッシ(10番)のポジショニングですが、バルセロナではトップ下から右サイドまで広い位置を取ります。3トップの真ん中と布陣の図では表記されますが、あまり真ん中で張っているFWではありません。今回も解説者の受け売りになってしまいますが、解説の野々村さんはバルセロナのパス回しを「ミニゲームを広いフィールドでやっている」と表現しています。
確かに見てみると、運動量の多いサンチェス(9番)やネイマール(11番)が、うまくメッシと近い位置を取り、パス交換をしたり相手を引きつけたりしています。相手のミランは4-5-0-1気味に引いて守り、バイタルエリアにはスペースがないはずですが、それでも一瞬でも空けばシャビ(6番)やイニエスタ(8番)からいいパスが出て彼らに入ります。
バルセロナのいいところは、前の選手は全員ゲームメーカーにもストライカーにもなれるところです。守備専門に見えるアンカーのブスケツ(16番)も、監視を怠ればたちまち決定的なパスを配球できます。足元に止める技術はさすがバルサで、相手が何人で引いていようと細かいボールタッチで打開してみせるメッシの技術は、この試合でも見ることができました。
ACミランはグループリーグという事情もあり、この試合は勝ち点1でもOKという試合運びをしました。1トップのロビーニョ(7番)を残して引いて守り、ロングボールの処理を相手が誤ってロビーニョが1点先制したところまでは予定通りでしたが、ボランチで相手にボールを奪われてメッシに同点弾を決められます。
その後は1トップをバロテッリに替えたりしましたが、最後まで2ラインを引いて守る策は変わらず、試合は1-1で引き分けました。ボール支配率はバルサ65%、ミラン35%と圧倒的な差がつきましたが、相手がバルサなら仕方ないとミランサイドは割り切っていて、確実にグループリーグを突破する道を選びました。
バルサのサッカーの面白さは十分堪能できましたが、結果だけはミランの狙い通りだった、そんな試合でした。
まずはメッシ(10番)のポジショニングですが、バルセロナではトップ下から右サイドまで広い位置を取ります。3トップの真ん中と布陣の図では表記されますが、あまり真ん中で張っているFWではありません。今回も解説者の受け売りになってしまいますが、解説の野々村さんはバルセロナのパス回しを「ミニゲームを広いフィールドでやっている」と表現しています。
確かに見てみると、運動量の多いサンチェス(9番)やネイマール(11番)が、うまくメッシと近い位置を取り、パス交換をしたり相手を引きつけたりしています。相手のミランは4-5-0-1気味に引いて守り、バイタルエリアにはスペースがないはずですが、それでも一瞬でも空けばシャビ(6番)やイニエスタ(8番)からいいパスが出て彼らに入ります。
バルセロナのいいところは、前の選手は全員ゲームメーカーにもストライカーにもなれるところです。守備専門に見えるアンカーのブスケツ(16番)も、監視を怠ればたちまち決定的なパスを配球できます。足元に止める技術はさすがバルサで、相手が何人で引いていようと細かいボールタッチで打開してみせるメッシの技術は、この試合でも見ることができました。
ACミランはグループリーグという事情もあり、この試合は勝ち点1でもOKという試合運びをしました。1トップのロビーニョ(7番)を残して引いて守り、ロングボールの処理を相手が誤ってロビーニョが1点先制したところまでは予定通りでしたが、ボランチで相手にボールを奪われてメッシに同点弾を決められます。
その後は1トップをバロテッリに替えたりしましたが、最後まで2ラインを引いて守る策は変わらず、試合は1-1で引き分けました。ボール支配率はバルサ65%、ミラン35%と圧倒的な差がつきましたが、相手がバルサなら仕方ないとミランサイドは割り切っていて、確実にグループリーグを突破する道を選びました。
バルサのサッカーの面白さは十分堪能できましたが、結果だけはミランの狙い通りだった、そんな試合でした。
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