ちょっと古いネタですが、男子ジャンプ・ノーマルヒルで日本のエース、小林陵侑選手が金メダルを取りました。小林陵侑は土屋ホームのスキー部所属で、選手兼監督のレジェンド葛西紀明の指導を受けています。小林陵侑は前回の平昌五輪にも出場しており、日本勢トップの7位に入っていますが、当時の小林陵侑は葛西監督によれば「陵侑は勝ちたいという気持ちが足りない」とメンタル面を課題に挙げられていました。
もっとも、この4年間で最も伸びた選手が、世界中を見ても小林陵侑です。平昌五輪の後からW杯を勝てる選手になり、この4年間でW杯通算勝利数の日本人最多記録を持っていた葛西監督の記録を抜き去ったほどです。オーストリアの年末年始のイベントである「ジャンプ週間」でも勝てるように、盛り上がるイベントでも動じない強さも身に着けています。
「陵侑」は珍しい名前ですが、高いところ「陵」から周りを見渡せる人間になって欲しいという意味合いが込められています。岩手県の出身で、スキーリゾートで知られる八幡平が地元です。兄潤志郎もジャンプ選手というスポーツ一家に育っており、兄とは実業団は違いますが、スキー競技はW杯で世界を転戦するので身内が一人いるだけでも精神的に違うと思います。
今回の北京五輪のジャンプ台は、風が複雑に舞って選手としては飛びにくいジャンプ台でした。1回目はW杯の順位の逆順に飛びますが、W杯の総合順位で10位以内に入っている強豪選手が失敗するなど、皆が苦しんでいる様子でした。そんな中で、最後から2番目に登場した小林陵侑は落ち着き払っており、見事ヒルサイズ越えのジャンプを見せてトップで2本目に進みます。
2本目も安定してヒルサイズ近くまで飛んだ小林陵侑は、今回は実力通りの金メダルでした。既に世界でもトップ選手になっているので、この金メダルで何かが変わるわけではないでしょうが、日本に帰ってきたら周りの熱狂に驚くことになるのでしょう。コロナ禍で祝勝会などは身内で地味に行われるのでしょうが、まだラージヒルも残っておりそれにも期待です。
もっとも、この4年間で最も伸びた選手が、世界中を見ても小林陵侑です。平昌五輪の後からW杯を勝てる選手になり、この4年間でW杯通算勝利数の日本人最多記録を持っていた葛西監督の記録を抜き去ったほどです。オーストリアの年末年始のイベントである「ジャンプ週間」でも勝てるように、盛り上がるイベントでも動じない強さも身に着けています。
「陵侑」は珍しい名前ですが、高いところ「陵」から周りを見渡せる人間になって欲しいという意味合いが込められています。岩手県の出身で、スキーリゾートで知られる八幡平が地元です。兄潤志郎もジャンプ選手というスポーツ一家に育っており、兄とは実業団は違いますが、スキー競技はW杯で世界を転戦するので身内が一人いるだけでも精神的に違うと思います。
今回の北京五輪のジャンプ台は、風が複雑に舞って選手としては飛びにくいジャンプ台でした。1回目はW杯の順位の逆順に飛びますが、W杯の総合順位で10位以内に入っている強豪選手が失敗するなど、皆が苦しんでいる様子でした。そんな中で、最後から2番目に登場した小林陵侑は落ち着き払っており、見事ヒルサイズ越えのジャンプを見せてトップで2本目に進みます。
2本目も安定してヒルサイズ近くまで飛んだ小林陵侑は、今回は実力通りの金メダルでした。既に世界でもトップ選手になっているので、この金メダルで何かが変わるわけではないでしょうが、日本に帰ってきたら周りの熱狂に驚くことになるのでしょう。コロナ禍で祝勝会などは身内で地味に行われるのでしょうが、まだラージヒルも残っておりそれにも期待です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます