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フィギュアスケート男子シングル

2022-02-10 21:33:04 | 他スポーツ
今日のフィギュアスケート男子シングル、リアルタイムで見ることは叶わなかったものの夜のダイジェスト映像で見ました。羽生結弦選手がSPで4回転サルコーが1回転になる手痛いミスで8位と出遅れ、この日のフリーは思い切って攻めるしかない状況でした。4回転アクセルへの挑戦が話題でしたが、一発逆転を狙うためには勝負としてプログラム冒頭に入れてきました。

この4回転アクセルは残念ながら転倒し、出来栄え点を大きく減点されてしまいます。続く4回転サルコーも転倒しましたが、羽生結弦選手のレベルならその後の4回転トーループは簡単のようで、コンビネーションのジャンプも跳んで、残り3人の時点でトップをキープしていました。メダルを巡る争いは、SPの上位3人次第になりました。

SP3位の宇野昌磨選手は、SPで4回転トーループからの連続ジャンプで手をつくミスが出ていました。本人は、「今後に向けて課題をクリアしていく滑りがしたかった」そうですが、フリーでは冒頭の4回転ループを決めて幸先よいスタートを切ります。次の4回転サルコーが両足着氷で減点され、さらに得意にしていた彼の代名詞である4回転フリップでまさかの失敗と、苦しみましたがSPの差で羽生選手を上回ってメダルを確定させます。

SP2位の鍵山優真選手はSPで会心の演技で、1位のネイサン・チェンにこそ及ばなかったもののいい位置です。鍵山選手の場合、団体戦で一度フリーの演技をしており、4種類の4回転をすべて成功させて日本の銅メダルに貢献した、いい流れを作っていました。4回転ループと4回転サルコーを決め、4回転トーループで少し着氷が乱れたものの彼としては良い内容でトップに立ちます。

この時点で、1位鍵山、2位宇野、3位羽生と最後のネイサン・チェン次第では表彰台独占もあるかなと思ったファンは多かったでしょう。しかし、ネイサン・チェンはさすがに世界選手権3大会連続優勝のトップスケーターでした。彼の売り物の4回転ルッツも安定した出来で、ほとんど失敗のない内容でしっかり首位をキープしました。

それでも、宇野が銅メダル、鍵山が銀メダルという結果は日本スケート界としては悪くない結果だったでしょう。18歳の鍵山というニュースターの誕生で、これからも男子フィギュアは日本の有望種目であり続けることは、大いに期待できる結果でした。

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