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今更ですが、欧州CL準々決勝の1stレグ、バイエルン対Rマドリード(以下レアル)をビデオで見ました。アンチェロッティ監督が率いるようになってからのバイエルンは見たことがなかったので、この試合はバイエルンを中心に見ました。バイエルンといえば、世界トップレベルのFWであるポーランド代表、レバンドフスキがいますが、この試合は負傷欠場でした。
もちろん、代役はW杯で十分実績のあるドイツ代表FWミュラーなので、力不足ではないですが、この試合は結果的にはレバンドフスキの不在が大きく響いた試合になりました。理由は、前半のバイエルンの攻勢にあります。右ウイングにロッベン、左ウイングにリベリーを置いて、サイドを崩すのがバイエルンのゲームプランでした。
特にロッベンは効いており、レアル左SBのマルセロがいつものオーバーラップをなかなか見せられない展開になります。バイエルンにターゲットとなるレバンドフスキがいなかったので、流れの中では失点しませんでしたが、普段攻撃を得意とするレアルが、アウェイとはいえ、自陣に2ラインを引いて守るサッカーを強いられることになります。それでも、レアルは押されっぱなしになる最悪のシナリオは避けました。
それができたのは、FWの真ん中に入るベンゼマの効果です。どうしてもレアルというチームが、左FWのエースストライカー、ロナウドを中心に語られることの多いチームなので、ベンゼマはスピード型とは知っていても、どういうプレーでレアルを牽引しているかをイメージで語ることは難しかった印象です。
この試合では、右FWのベイルにいつもの動きがなく、左のロナウドはいいボールを待っていたので、どうしてもベンゼマが動く必要がありました。ベンゼマの動きで良かったのは、引いた位置でのポストプレーでした。Jリーグの選手に例えるならラファエル・シルバで、柔らかいボールタッチで足元に置いて時間を作る動きが、レアルのフォローを間に合わせる効果がありました。
試合は、バイエルンがCKからのビダルのヘディングシュートが、まるで足で蹴ったかのようなライナーで飛び込みバイエルンが先制すると、前半終了間際に相手DFカルバハルのハンドでPKを得ます。それをビダルがバーの上に外したことが致命傷になりました。後半開始直後に、カルバハルのクロスをロナウドが合わせて同点にすると、バイエルンがハビ・マルティネスを退場で失ったことが響いてレアルに逆転され1-2で敗れます。
しかし、これが欧州最高とも言える対決で、あのレアルが押し込まれることがあるんだと、新鮮な目で見ることができました。
もちろん、代役はW杯で十分実績のあるドイツ代表FWミュラーなので、力不足ではないですが、この試合は結果的にはレバンドフスキの不在が大きく響いた試合になりました。理由は、前半のバイエルンの攻勢にあります。右ウイングにロッベン、左ウイングにリベリーを置いて、サイドを崩すのがバイエルンのゲームプランでした。
特にロッベンは効いており、レアル左SBのマルセロがいつものオーバーラップをなかなか見せられない展開になります。バイエルンにターゲットとなるレバンドフスキがいなかったので、流れの中では失点しませんでしたが、普段攻撃を得意とするレアルが、アウェイとはいえ、自陣に2ラインを引いて守るサッカーを強いられることになります。それでも、レアルは押されっぱなしになる最悪のシナリオは避けました。
それができたのは、FWの真ん中に入るベンゼマの効果です。どうしてもレアルというチームが、左FWのエースストライカー、ロナウドを中心に語られることの多いチームなので、ベンゼマはスピード型とは知っていても、どういうプレーでレアルを牽引しているかをイメージで語ることは難しかった印象です。
この試合では、右FWのベイルにいつもの動きがなく、左のロナウドはいいボールを待っていたので、どうしてもベンゼマが動く必要がありました。ベンゼマの動きで良かったのは、引いた位置でのポストプレーでした。Jリーグの選手に例えるならラファエル・シルバで、柔らかいボールタッチで足元に置いて時間を作る動きが、レアルのフォローを間に合わせる効果がありました。
試合は、バイエルンがCKからのビダルのヘディングシュートが、まるで足で蹴ったかのようなライナーで飛び込みバイエルンが先制すると、前半終了間際に相手DFカルバハルのハンドでPKを得ます。それをビダルがバーの上に外したことが致命傷になりました。後半開始直後に、カルバハルのクロスをロナウドが合わせて同点にすると、バイエルンがハビ・マルティネスを退場で失ったことが響いてレアルに逆転され1-2で敗れます。
しかし、これが欧州最高とも言える対決で、あのレアルが押し込まれることがあるんだと、新鮮な目で見ることができました。
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