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南野デビュー戦(リバプール対エバートン)

2020-01-08 21:37:19 | ワールドサッカー
日本代表MF南野拓実のデビュー戦となった、FAカップ3回戦のリバプール対エバートンの映像が手に入りました。ベストメンバーに近い陣容で勝ちにきたエバートンとは違って、クラブW杯もあって過密日程のリバプールは、思い切ってメンバーを大きく落としてきました。それで南野が出られたとも言えます。

注目された南野のポジションは、驚くべきことに3トップの中央でした。背の高くない南野にとってはベストの位置ではなかったようで、一度味方クロスを頭で合わせたチャンスがあった程度で、残念ながら後半25分で途中交代でした。ウイングかMFでの起用を予想していたので驚きましたが、リバプールでFWで試合に出るのは、マネ、サラー、フィルミーノというワールドクラスが相手で厳しいです。

もっとも、16歳の選手(右FWのエリオット)までいた、若手主体のリバプールが思った以上に機能していました。最年長のベテラン34歳、左SBのミルナーは前半で負傷交代でしたが、MFで出場していたララーナや、左FWのオリギという準主力組がチームをうまく引き締めていました。ベストメンバーのエバートンに対して圧倒はされませんでした。

それでも、エバートンは若手主体のチームには負けられないと奮起してきました。シュート数は互角でしたが、決定機に近い形はエバートンに多く、一つでも決まっていれば試合はエバートンのものでした。リバプールGKアドリアンの好守と、リバプールのホーム、アンフィールドの雰囲気で何とかしのいでいた印象です。

南野が後半25分で退いた後、リバプールにゴールが生まれます。MFから一列上がっていたジョーンズのゴールでした。ペナルティエリア外から突き刺すようなシュートが、クロスバーに当たって内側に跳ねました。18歳にこのプレーを見せられると、南野を巡るポジション争いは厳しいなと伝わってきます。

最後はエバートンがDFミナを上げて総攻撃するも、リバプールが守り切って1-0でこの試合を勝利します。南野が本当にリバプールで試合に出ているのを見たのは嬉しいですが、それでもベストメンバーのリバプールではないので、プレミアリーグで試合に出て初めて喜べると、今後を楽しみにしています。

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