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急造組織の脆さ(4/24ACL浦和対大邱)

2022-04-25 20:21:22 | 浦和レッズ
昨日のACL浦和対大邱戦は、0-0の引き分けに終わりました。1位通過のためには勝っておきたかった浦和にとっては痛い結果ですが、前節の同じ大邱との対戦で相手のカウンター狙いに引っかかって、ボールを持つ割には劣勢だった試合よりは改善することができました。もっとも、結果が0-0に終わった原因として、浦和の主力選手であるモーベルグとシャルクが途中加入で、キャンプなどで合わせ込んだコンビでないところが出たと思います。

大邱は前節と同様に、5-4-1で自陣にブロックを引いて守ってきました。前節、浦和が苦しんだ原因は、そのブロックの中にボールを入れることができず、外側でボールを回されるを得なかったことです。その点については改善を見せました。モーベルグが右サイドのタッチライン際に開いてボールを引き出して、相手左アウトサイドの鈴木を置き去りにするところまでは計算通りでした。

この日は、外国人枠の関係でユンカーがベンチからも外れ、シャルクの1トップでした。もっとも、シャルクは171cmと上背がないこともあって、できれば足元で欲しいFWです。こういうタイプを機能させるためには、どうしてもキャンプで連携を深めて、どこでボールが欲しいか、シャルクとモーベルグで話し合っておかないといけませんでした。

しかし、この両者はモーベルグが3月、シャルクに至っては入団して間もない4月の加入でした。その急造コンビが合っていないことが、今回再三にわたってサイドを崩しながら、決定力不足でノーゴールという結果につながったのではと思われます。また、このゲームは高温多湿のタイでの開催ということもあって、次第にモーベルグの足が止まってきました。

左サイドに松尾を投入して、そちらから仕掛けるようにロドリゲス監督は修正しましたが、結果的にはもう少しこの決断が早ければと惜しまれる結果でした。これで、浦和は残り2試合を連勝しても、大邱が残り2試合を連勝すると2位にとどまるという、厳しい位置に立たされることになりました。もっとも、ライオン・シティと山東に力の差を見せて勝ち切った浦和と、ライオン・シティ戦を敗れている大邱ではチーム力の差はあるはずです。

大邱はきっと、2連勝はできないだろうと思って、残り2試合を連勝して幸運を待てるよう、これからの2試合を大事にしたいところです。この急造コンビも、実戦を重ねてくれば次第に合ってくるでしょう。

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