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2018年春の天皇賞

2018-04-29 19:16:34 | 他スポーツ
3分で終わる、手ごろ?なスポーツ観戦として、競馬の天皇賞(春)をビデオ観戦していました。競馬のG1戦線は、本命キタサンブラックの引退で混戦になっており、キタサンブラックと何度も好勝負を演じたシュバルグランが本命も、意外な馬が上位に来る可能性もあったレースでした。

春の天皇賞は、3200mの長丁場で、京都競馬場の芝生のコースを1周半するものです。観客席のあるメインスタンドは1度通り過ぎて、その後観客席から見えない向こう側のコースでドラマがありました。シュバルグランは道中4番手と好位置につけており、逃げ馬の5番がこのあたりで捕まると、シュバルグランとガンコで並んで4コーナーで先頭に立ちます。

これはシュバルグランの勝ちパターンに思えた展開でしたが、2番人気レインボーラインの動きは気になっていました。この馬は追い込み型の馬で、最初は後ろから4番目を走っていても実況は「この馬のいつもの位置です」と気にしていないそぶりでした。4コーナーに差し掛かるあたりで、少しずつ馬群の中を上がり始め、ぎりぎりシュバルグランに届くかどうかという競馬になります。

そこからは競馬の見所のゴール前の叩き合いになりました。シュバルグランの逃げ切りではと思われた最後の最後で、レインボーラインが届き、最後は首差というわずかな差でレインボーラインがG1初制覇を飾ることになりました。馬券的には、2番人気-1番人気という決着だったので、比較的取りやすかった馬券ではと思います。

それでも、レース後にレインボーラインの歩様が乱れ、骨折の疑いがあるという事態になったのは残念です。もし、折れていれば現役続行は無理で、種牡馬としての延命が手一杯かもしれません。どうなるんだろうと、少し後味が悪かった、この日の競馬観戦でした。

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