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今日は浦和が無観客試合になったので、午前中の過ごし方は思案しましたが、たまっているワールドサッカーのビデオから、マンチェスターU(以下マンU)対オリンピアコスの映像を見ていました。このカードは欧州CLの決勝トーナメント1回戦で、第1戦はオリンピアコスが2-0で先勝しています。
日本にいると、ホームアンドアウェイのトーナメント戦はナビスコ杯決勝トーナメントとACL決勝トーナメントしか経験できないので、こういう1点ごとに状況が刻々と変わっていく試合には憧れます。2点リードされたマンUは最初からプレスに行くしかありませんが、注目はオリンピアコスの戦い方でした。
オリンピアコスは1トップのキャンベル(26番)とトップ下のドミンゲス(35番)がスピード型でした。落ち着かせるよりは縦に速いサッカーをやりたい意図で、事実サイドからの仕掛けで前線にポイントを作れていました。解説の清水秀彦氏がマンUの守備の不徹底を何度も指摘したこともあり、1点取れば決定的リードになるオリンピアコスは意図通りに戦えていました。
しかし、この試合の結果はマンUが3-0で試合をひっくり返し、逆転で8強進出を決めています。それはハットトリックを決めたファンペルシーのテクニックが大きいです。最初のPKを落ち着いて決めてから流れに乗り、カウンターからのルーニーのパス、FK直接と、バリエーションのある3ゴールでマンUを勝利に導きました。
それを生んだ要因としては、大ベテラン、ギグス(11番)のボランチ起用もあったでしょう。ダブルボランチを組んだキャリック(16番)をアンカーに残して左右にポジションを取り、少し前目でさばくようにしたギグスのパスが、一つの潤滑油になったと思います。
ただ、マンUはサイドのMFにウイングタイプを好むモイーズ監督の癖があります。マタがチェルシーで欧州CLに出場していて、マンUでは欧州CLに出られないレギュレーションの壁はあるとしても、右のバレンシア(25番)、左のウェルベック(19番)はどちらもウイングタイプで、サイドの守備の弱さでオリンピアコスにチャンスを与えた場面もありました。
この試合で出られなかった香川真司なら、少しは変化を与えられるのではないかと、ちょっと文句も言ってみたくなりますが。
日本にいると、ホームアンドアウェイのトーナメント戦はナビスコ杯決勝トーナメントとACL決勝トーナメントしか経験できないので、こういう1点ごとに状況が刻々と変わっていく試合には憧れます。2点リードされたマンUは最初からプレスに行くしかありませんが、注目はオリンピアコスの戦い方でした。
オリンピアコスは1トップのキャンベル(26番)とトップ下のドミンゲス(35番)がスピード型でした。落ち着かせるよりは縦に速いサッカーをやりたい意図で、事実サイドからの仕掛けで前線にポイントを作れていました。解説の清水秀彦氏がマンUの守備の不徹底を何度も指摘したこともあり、1点取れば決定的リードになるオリンピアコスは意図通りに戦えていました。
しかし、この試合の結果はマンUが3-0で試合をひっくり返し、逆転で8強進出を決めています。それはハットトリックを決めたファンペルシーのテクニックが大きいです。最初のPKを落ち着いて決めてから流れに乗り、カウンターからのルーニーのパス、FK直接と、バリエーションのある3ゴールでマンUを勝利に導きました。
それを生んだ要因としては、大ベテラン、ギグス(11番)のボランチ起用もあったでしょう。ダブルボランチを組んだキャリック(16番)をアンカーに残して左右にポジションを取り、少し前目でさばくようにしたギグスのパスが、一つの潤滑油になったと思います。
ただ、マンUはサイドのMFにウイングタイプを好むモイーズ監督の癖があります。マタがチェルシーで欧州CLに出場していて、マンUでは欧州CLに出られないレギュレーションの壁はあるとしても、右のバレンシア(25番)、左のウェルベック(19番)はどちらもウイングタイプで、サイドの守備の弱さでオリンピアコスにチャンスを与えた場面もありました。
この試合で出られなかった香川真司なら、少しは変化を与えられるのではないかと、ちょっと文句も言ってみたくなりますが。
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