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システマチック(マンU対アーセナル)

2013-11-14 21:54:18 | ワールドサッカー
今日はNHK-BSで放送された、イングランド・プレミアリーグのマンチェスターU(以下マンU)対アーセナルを見ていました。この試合はマンUの香川真司(26番)が左のMFでスタメン出場していました。香川はモイーズ監督から、最近のパフォーマンスを評価され始めていて、ここ数試合はスタメン出場が続いている好循環に入ったところです。

昨日ネタにしたバルサは、メッシが持つ世界一の個人技を最大限に発揮させるチームですが、マンUはファーガソン時代に作った組織力が売り物のチームです。バルサだとネイマールといえどもメッシを生かすための駒になりますから、香川にとってはマンUのシステマチックなサッカーは合っていると思います。

左MFの香川が内に絞ってボールを受けて、少し時間を作ることができれば左SBのエブラ(3番)がきっちり追い越してクロスを上げますし、トップ下のルーニー(10番)も幅広い範囲を動いて周りを生かすためのプレーもできます。Cロナウドがいた当時のマンUと、基本的なコンセプトは変わっていない印象です。

もちろん、4-2-3-1でシステマチックなサッカーをするのは、アーセナルも同じです。ただ、この日はチーム全体として良くありませんでした。マンUのプレッシャーの前にFWジルー(12番)やトップ下のエジル(11番)が下がった位置でボールを受けざるを得ず、攻撃を組み立てる位置まで進出するのは難しかった試合でした。

試合を分けたのは一発のセットプレーでした。ルーニーのCKを、走り込んで頭で一瞬早く触ったファンペルシー(20番)が決めて1-0という決着です。ファンペルシーについていたのはジルーで、ジルーにとっては踏んだり蹴ったりの試合になってしまいました。ある方のブログによればポドルスキの負傷で、1トップの替えが効かないことでジルーには疲労がたまっている情報もあります。

走り勝って大事な試合をものにしたマンUですが、序盤にリバプール戦を落とすなど出遅れています。それでも、上位が混戦でまだ首位アーセナルと勝ち点5しか差がないのはチャンスで、これからのチーム状態の上げ方次第ではまだ可能性はあります。今年のプレミアは面白いと思います。

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