私もずいぶん長くスポーツを見てきましたが、観戦歴最大の快挙?はイチローが本名の鈴木一朗でプレーしていた無名時代を知っていることです。イチローは愛工大名電からオリックスにドラフト4位で入団しましたが、甲子園には2度出場したものの9打数1安打と結果を出せず、入団前は無名でした。
イチローは1年目から一軍でプレーして、50試合近くに出て打率こそ2割5分だったものの、ジュニアオールスター戦でMVPを受賞したことと俊足巧打で一軍に定着しやすいタイプなので、野球好きの友人に「オリックスの鈴木はきっと外野のポジションを取る」と話していました。
イチローが有名になったのは仰木監督が就任した3年目のシーズンです。仰木監督は鈴木では目立たないという理由で登録名をイチローにすることを提案します。リーグ事務局の判断は、外国人選手に登録名をファーストネームにしている選手もいることから、「登録は可能」という回答でした。
イチローがきっかけでできたタイトルは最多安打です。イチローは有名になったシーズンに200本安打を達成しますが、打率より安打数と得点(本塁を踏んだ回数)にこだわる、独特の野球観を披露します。以前は打率で争う首位打者は、打率を下げないために消化試合は欠場する習慣がありました。
それに一石を投じたのがイチローの野球観で、一番を打ち数多くヒットを打つことは価値があると認めた結果、最多安打のタイトルができました。今、振り返ると、日本球界でのイチローは別格の存在で、毎年パリーグの首位打者はイチローで決まりというシーズンが続いた時期があります。
イチローの長所はバットコントロールのうまさです。メジャーリーグに行った今でこそ、あまり足を上げていませんが、日本で活躍したときは「振り子打法」と呼ばれる右足を上げるフォームが売り物でした。
かつてはワンバウンドのボールをセンター前ヒットにした伝説を持つイチローですが、ボールを当てるのがうまく内野安打が多いのはイチローが今でも持つ特徴です。今年40歳になるイチローが現役を続けているのは驚異的ですが、ヤンキースでは8番を打つこともあり、毎年当たり前のように200本安打を打っていた全盛期は過ぎたのが、シビアに見た印象です。
しかし、野球は楽しくやろうという新しい価値観を持ち込んだイチローの伝説は今後も語り継がれるはずで、引退後も何をやっても食べていけるだろうと思います。こういう選手と同世代だったことは私にとっても幸運です。
イチローは1年目から一軍でプレーして、50試合近くに出て打率こそ2割5分だったものの、ジュニアオールスター戦でMVPを受賞したことと俊足巧打で一軍に定着しやすいタイプなので、野球好きの友人に「オリックスの鈴木はきっと外野のポジションを取る」と話していました。
イチローが有名になったのは仰木監督が就任した3年目のシーズンです。仰木監督は鈴木では目立たないという理由で登録名をイチローにすることを提案します。リーグ事務局の判断は、外国人選手に登録名をファーストネームにしている選手もいることから、「登録は可能」という回答でした。
イチローがきっかけでできたタイトルは最多安打です。イチローは有名になったシーズンに200本安打を達成しますが、打率より安打数と得点(本塁を踏んだ回数)にこだわる、独特の野球観を披露します。以前は打率で争う首位打者は、打率を下げないために消化試合は欠場する習慣がありました。
それに一石を投じたのがイチローの野球観で、一番を打ち数多くヒットを打つことは価値があると認めた結果、最多安打のタイトルができました。今、振り返ると、日本球界でのイチローは別格の存在で、毎年パリーグの首位打者はイチローで決まりというシーズンが続いた時期があります。
イチローの長所はバットコントロールのうまさです。メジャーリーグに行った今でこそ、あまり足を上げていませんが、日本で活躍したときは「振り子打法」と呼ばれる右足を上げるフォームが売り物でした。
かつてはワンバウンドのボールをセンター前ヒットにした伝説を持つイチローですが、ボールを当てるのがうまく内野安打が多いのはイチローが今でも持つ特徴です。今年40歳になるイチローが現役を続けているのは驚異的ですが、ヤンキースでは8番を打つこともあり、毎年当たり前のように200本安打を打っていた全盛期は過ぎたのが、シビアに見た印象です。
しかし、野球は楽しくやろうという新しい価値観を持ち込んだイチローの伝説は今後も語り継がれるはずで、引退後も何をやっても食べていけるだろうと思います。こういう選手と同世代だったことは私にとっても幸運です。
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