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今日はW杯南米予選、コロンビア対チリを見ていました。コロンビアは日本のW杯の対戦相手なので、少しは情報を仕入れておきたいと思ったのが、この試合を見た理由です。試合は3-3の引き分けで、3点リードされたコロンビアが、ハーフタイムに二人交代させて4-4-2に組み替えてパスを回した結果、ファルカオのPK二つで同点に追いついた劇的な試合でした。
ただ、この試合のコロンビアは、決して会心のサッカーではなかった印象を受けます。理由は相手のチリが3点リード後に退場者を出したことと、前半にチリの運動量の前にスペースを与えてファルカオ(9番)が目立たない展開にされてしまったからです。前3人のファルカオ、グティエレス(19番)、ロドリゲス(10番)をパス回しで生かすのがコロンビアサッカーですから、そこにボールが入らないのは苦戦を意味します。
チリの方が、さすが創意工夫でW杯出場8回を誇る、南米の古豪だけに、コロンビアのスペースを空けたところに動き回ってボールを受ける、運動量の多さで会心のサッカーでした。そのキーマンはビダル(8番)で、所属のユベントスでもボランチながら脱兎のごとく駆け上がって得点に絡むという動きをしていますが、この日もうまいポジショニングでボールを受けて攻撃の潤滑油になっていました。
また、チリには名門バルサのFW、サンチェス(7番)もいます。この日のゴールは、うまくゴール前に飛び出したワンタッチゴールでしたが、バルサでもメッシの周りを衛星のように動き回ってゴールを狙う、地味な役割もこなせるFWです。チリ代表ではバルガス(11番)の方がW杯予選の得点は多いですが、ちょっとでもバランスを崩せばサンチェスが飛び込んでくる得点パターンは相手には脅威です。
もっとも、コロンビアも後半頭に交代カードを2枚切り、インテルで長友のチームメイトのグアリン(13番)をボランチに置いたら機能しました。グアリンは本来トップ下で、インテルではドリブルを得意にしていますが、パスを出しても機能することは日本代表としてはスカウティングしておかなければいけない材料だと思います。
コロンビアがPK二つで追いついたのは、多少はホームタウンディシジョンもあったかもしれませんが、それでもファルカオの能力の高さは改めて感じます。背が高くない(177cm)ので、基本はスピード型ですが、ボールを頭に当てる運動神経が優れていて、上背の割にヘディングが強いのも武器です。
そのため、コロンビアはサイドにポイントを作ることさえできれば、高速クロスをファルカオが合わせる形を作れます。今回はそのゴールこそありませんでしたが、フリーでクロスを上げられてはいけないという、コロンビアの強さも感じました。
ただ、この試合のコロンビアは、決して会心のサッカーではなかった印象を受けます。理由は相手のチリが3点リード後に退場者を出したことと、前半にチリの運動量の前にスペースを与えてファルカオ(9番)が目立たない展開にされてしまったからです。前3人のファルカオ、グティエレス(19番)、ロドリゲス(10番)をパス回しで生かすのがコロンビアサッカーですから、そこにボールが入らないのは苦戦を意味します。
チリの方が、さすが創意工夫でW杯出場8回を誇る、南米の古豪だけに、コロンビアのスペースを空けたところに動き回ってボールを受ける、運動量の多さで会心のサッカーでした。そのキーマンはビダル(8番)で、所属のユベントスでもボランチながら脱兎のごとく駆け上がって得点に絡むという動きをしていますが、この日もうまいポジショニングでボールを受けて攻撃の潤滑油になっていました。
また、チリには名門バルサのFW、サンチェス(7番)もいます。この日のゴールは、うまくゴール前に飛び出したワンタッチゴールでしたが、バルサでもメッシの周りを衛星のように動き回ってゴールを狙う、地味な役割もこなせるFWです。チリ代表ではバルガス(11番)の方がW杯予選の得点は多いですが、ちょっとでもバランスを崩せばサンチェスが飛び込んでくる得点パターンは相手には脅威です。
もっとも、コロンビアも後半頭に交代カードを2枚切り、インテルで長友のチームメイトのグアリン(13番)をボランチに置いたら機能しました。グアリンは本来トップ下で、インテルではドリブルを得意にしていますが、パスを出しても機能することは日本代表としてはスカウティングしておかなければいけない材料だと思います。
コロンビアがPK二つで追いついたのは、多少はホームタウンディシジョンもあったかもしれませんが、それでもファルカオの能力の高さは改めて感じます。背が高くない(177cm)ので、基本はスピード型ですが、ボールを頭に当てる運動神経が優れていて、上背の割にヘディングが強いのも武器です。
そのため、コロンビアはサイドにポイントを作ることさえできれば、高速クロスをファルカオが合わせる形を作れます。今回はそのゴールこそありませんでしたが、フリーでクロスを上げられてはいけないという、コロンビアの強さも感じました。
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