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インドネシア対豪州

2024-09-17 21:40:22 | ワールドサッカー
今日はW杯最終予選のインドネシア対豪州を見ていました。1次予選から勝ち上がり、最終予選初出場のインドネシアがどういうチームかわからないのが見ようとした動機で、サウジアラビアと豪州に連続で引き分けているノウハウはどこにあるかが今日の観戦テーマでした。インドネシアは欧州でプレーする、インドネシアにルーツを持つ選手を帰化させることで、近年強化されてきました。

もちろん、帰化戦略はアフリカ勢でも定番の手なので、それだけでは強くなれません。インドネシアは豪州相手には押し込まれる展開を覚悟して、5-4-1で自陣にブロックを引く守備からのカウンター狙いでした。もっとも、アタッカーのスピードは豪州に負けないものを持っており、カウンターを仕掛けてシュートまで行けた場面もありました。

また、インドネシアはマイボールになった瞬間はチャンスという認識で、5バックのDFのうち最低1枚は中盤のラインに上げて、パスが出せる箇所を増やす戦略を立ててきました。そこでボールを失うと豪州に攻め込まれるリスクもある手ですが、インドネシアは精神的なスタミナは持っているチームで、豪州のMF相手に少しでもプレッシャーに行って遅らせる動きはできていました。

それでも、このゲームが引き分けに終わった理由は、インドネシアGKパエスのファインセーブです。インドネシアの5バックが崩されて、豪州にミドルシュートを打ち込まれたピンチを、パエスが何度も止めていなければ、前半で終わっていた試合でしょう。豪州のボール支配は65%を超えていた、一方的な試合でしたが、スコアはなかなか動かない試合になります。

豪州も、FWイニゴクンデがポストに当たるシュートが相手GKの背中に当たって入りそうになった決定機もありましたが、パエスが驚異的な反応を見せて逃れることができました。もっとも、この接戦は、DAZNの中継が1週間で終了したために、72分から先を私は見ることができませんでした。スコアは1-1なので、どうやって点が決まったか見られないのは残念でした。

それでも、インドネシアが予想通り豪州相手に守りに来ていたことがわかっただけでも意義がありました。これを見なければ、ここまで2分けと健闘するインドネシア相手に無用な恐れを抱いたかもしれません。もちろん、日本代表ならもっとシュートの嵐を浴びせられるので、勝つ可能性は十分な相手でしょう。














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