Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

あれしかないのだが(9/21浦和対甲府)

2013-09-22 21:37:32 | 浦和レッズ
今日は埼玉スタジアムに行ってきました。試合レポートは明日で失礼します。

以下翌日追記

甲府は策士、城福監督が率いるだけに、何か戦術的な仕掛けがあるだろうと予想していました。その仕掛けは、5バックに4人のMFで2ラインを作る、極端に引いてくるサッカーでした。ジウシーニョがトップ下気味にボールを持たれると嫌だなと思っていましたが、ジウシーニョはボランチの位置まで引いていて、普段は守備をしていました。

甲府の攻撃は、パトリック目がけてロングボールを蹴り込むパターンしかありませんでした。しかし、パトリックは体の強さとスピードと打点の高さを持っていて、そんな単騎攻撃を時折機能させました。パトリックは足元があまりうまくないので、決定機を決めきれず浦和としては助かりましたが、それでも山岸との1対1を作られているようでは先が思いやられると思いました。

浦和は甲府が引いているため、攻撃時の布陣である4-1-5の変形、5-0-5気味の形がほぼ全ての時間で続きました。甲府が取りにこないなら、4-1-5で強気に攻めても良かったと思いますが、ボール支配率は6割を超える浦和も、後ろで回しているばかりで全然決定機を作れませんでした。前半8分に柏木のシュートがオフサイドだった場面くらいしか、前半に埼スタが沸くシーンはありませんでした。

山田暢久がパトリックの1対1で競り負けたシーンを意識してか、浦和ベンチは後半の頭からボランチの那須を最終ラインに下げ、山田暢久に代えて鈴木啓太を投入してボランチに置きます。攻撃への絡みなら那須より鈴木啓太の方が上で、少しボールを散らせるようになりました。しかし、引いた甲府はなかなか崩せず、何でもいいから1点取れば甲府は前に出てくるはずと思っていたら、ハンドからのPKで先制するいい展開になりました。

確かに、甲府の選手交代を見ていると、羽生、水野、平本と攻撃の選手を入れてきています。特に平本投入の意図は明確で、ロングボールを蹴って頭でつなぐというプランです。パトリックの1トップのときもこの手でしたが、ターゲットが増えているだけに対応が必要でした。永田充の投入はそういう理由でしょう。

しかし、最後のパワープレーで、DF青山を上げていたところには対応が効いていなかったと記者会見でも言われています。何が何でも逃げ切ろうと、CKの時間稼ぎなどをして勝ちに行きましたが、最後はパトリックが落とし平本のシュートがポストをヒットしてこぼれ球を青山に決められてしまいました。甲府の何が何でも残留という執念に押し切られたこのドローは非常に痛く、試合後のブーイングも当然かなと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 格下戦術の実例 | トップ | パスが回りやすい相手(9/22な... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

浦和レッズ」カテゴリの最新記事