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機能した「偽9番」(9/18浦和対C大阪)

2021-09-18 23:29:31 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムから帰ってきました。今日は夜遅いので、文章を考えるのは明日にして、撮ってきた練習中の写真を貼っておきます。

以下翌日追記

タイトルの「偽9番」とは、FWの位置で先発するもののいろんな位置を動くゲームメーカーのことです。浦和の江坂はそういうFWで、サイドのMFの位置や、時にはボランチの位置まで降りてきます。代わりに小泉や汰木がFWに入ることでこの戦術を機能させていますが、相手にとっては誰がFWに入ってくるかわかりにくく、マークの相手を絞りにくくする効果があります。

その手がいきなりうまく行きました。DFラインに降りてボールを受けた平野からの展開で、関根が出したスルーパスに小泉がスルーして、うまく相手右SB松田の裏側に入り込んだ江坂がDFライン裏で受けて、GKキム・ジンヒョンの脇を抜くゴールで前半10分で浦和が先制します。相手にとっては、小泉に対してもシュート体勢を取らざるを得なかったので、江坂への対応が遅れました。

また、浦和は守備でも狙い通りの試合運びを見せました。C大阪は加藤を1トップに置き、サイドの乾や山田に回してからの展開が狙いだったように見えましたが、中盤のバイタルエリアで見せた平野のボール奪取や、サイドの1対1に負けなかった酒井宏樹、明本の粘りが生きました。C大阪はほとんど加藤にボールを入れることができず、浦和の思い通りのゲーム内容です。

もちろん、シビアに見れば浦和にもミスはあります。そういう場面で出したいであろう、C大阪のカウンターを出させない意識が徹底しており、ミスでボールを失っても誰かは戻ってボールを回収してピンチを未然に防いでいました。そのため、C大阪は遠目から強引に狙わざるを得ず、大きく外すシュートが続き安心して見ていられました。

浦和はサイドを中心に拠点を作れており、前半6分には左サイドを仕掛けた汰木からクロスが入り、12分には右サイドまで流れていた小泉のクロスが江坂の頭に合います。惜しくもこのシュートは外れたものの、サイドと中央をバランス良く使って攻め、最悪でもCKに持ち込むことができる浦和の攻撃は機能していました。DFのショルツと岩波のボールさばきも安定していました。

これは、C大阪はどこかのタイミングで、ベンチに置いているタガートと大久保を投入して2トップに変更してくるだろうと思いながらも、それでもまだ1点しかリードしていないので、何か「事故」が起こると危ないという印象は持っていました。そんなゲームの流れは変わるのですが、それについては明日、マニアック分析で補足します。












































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