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課題山積(5/5西武対楽天)

2014-05-05 21:11:18 | 他スポーツ
今日は西武ドームに行ってきました。写真は金曜日のノーヒットノーランを記念して、西武ドームにあった岸のパネルを撮ってきました。野球観戦は状況の変化が複雑で頭を使うので、いい頭の体操だったと観戦の意義は感じられました。しかし、西武ファンとしては不満な試合と言わざるを得ません。続きはあとで。

以下追記。

西武先発は牧田、楽天先発は川井と、両投手ともストレートが140km出ない投手で、特に下手投げの牧田は相手打線に対して「どうもやりにくいな」とストレスを溜めさせることが勝利条件という投手です。128kmのインハイで内野フライを打たせる、牧田のやりにくさは序盤は出ていました。

牧田の場合はボールの出どころが見えないので、タイミングがとりにくいところがここまで防御率1点台と通用している理由ですが、牧田はそれほどコントロールの良い投手ではありません。120km台のストレートと100km台のシンカーの両方でストライクを取ることが牧田の勝利には必要ですが、この試合では毎回のように四死球を出し、いらないランナーを出してしまいました。

その結果、制球が甘くなったところを岡島に本塁打されると、その後も四死球で走者を出してはタイムリーと悪循環でした。牧田の場合、相手に自信を持って振り切られてしまうとどうしようもない投手なので、会心のスイングが何回か続いた時点での6回途中での降板はやむを得ないでしょう。

西武ベンチはウイリアムスをブルペンで用意していましたが、去年までなら勝ちパターンの継投で使ったウイリアムスは本来なら7回から使いたい予定だったはずです。それが牧田がタイムリーを打たれたことで6回途中、3点ビハインドという展開で投入せざるを得なくなったことは、大きな誤算でした。

しかも、打順のめぐり合わせも西武には不運でした。3番銀次は三振に打ち取りましたが、続く4番がストレート系には滅法強いAジョーンズでした。パワーピッチャーのウイリアムスにとっては、ただでさえ打ちやすいタイプの上、メジャーでは通算450本塁打と神様のような存在だったはずで、完全に名前負けで2塁打を打たれて0-5となり勝負は決しました。

それでも、この敗戦は必然としてはいけません。理由は相手先発の川井が決して良くなかったからです。川井は左腕で、私がネット裏で観察した限りでは右打者のアウトコースに落ちるスクリューとチェンジアップ、ストレートが持ち球です。(楽天ファンの方、もし違っていたらご指摘願います)

西武打線は、ストレートに狙いを絞っていたようで、浅村や中村は明らかにオーバースイングでした。そこにチェンジアップが来たものですから、どうしても空振りが多くなりました。相手も四死球を出して苦しんでいながら、満塁のチャンスに浅村がレフトフライを打って川井を助けてしまうなど、高めに入るチェンジアップを狙えばどうだったかとの思いはあります。

その結果、6回途中まで無失点で川井が投げたので、楽天は勝ちパターンの継投に持ち込むことができました。特に福山の出来はすばらしく、ストレートもスライダーも切れていて、このレベルの投手が横浜ベイスターズを戦力外になるのが信じられないほどです。この試合は両投手とも良くないから長くなりそうだと予想していましたが、意外にも3時間ちょっとで決着がついたのは、ありがたくない外れ方です。

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