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横浜FC戦マニアック分析

2020-09-27 20:36:54 | 浦和レッズ
後半、浦和はCB岩波、ボランチのエベルトンを下げて、SBの宇賀神、攻撃的MFの汰木を投入してきました。この交代で、宇賀神は右SBに入り、デンがCB、柏木がボランチ、左MFに汰木を入れる、緊急時限定の布陣に変えてきました。いいクロスが入らなかったデンの代わりに宇賀神を置いてクロスを狙うとともに、守備のリスクは抱えても柏木でボールをさばく狙いがあったものと思われます。

また、この交代の後、浦和の布陣を確認したところ、CBの槙野とデンの位置が極端に前に出ていることに気付きました。これは、横浜FCを自陣に押し込んで、ハーフコートマッチにしてシュートの嵐を浴びせて逆転するという、大槻監督のメッセージに見えました。もっとも、結果は無得点で負けですから、この布陣にも問題点はありました。

まずは右SBの宇賀神のところです。相手左SB袴田との1対1に勝って欲しいという期待での投入だったでしょうが、宇賀神の切れは全盛期ほどではなく、なかなか抜いてクロスを上げるところまで行きませんでした。どうしても、宇賀神のところにボールが回ると、抜けないでバックパスが多くなり、浦和の攻撃が機能しない一因となりました。

また、この強気の戦いを継続するためには、横浜FCにカウンターを食らってはいけないということを前提にしています。最初の10分ほどはこの強気の攻めはできていましたが、横浜FCがFWを斉藤と一美に交代させてくると縦へのスピードが出て、何度かカウンターを食らいます。槙野やデンが対応して、失点こそ防いだものの、相手ボールのCKやFKなどで時間を使われてしまっています。

浦和のFWレオナルドは、どちらかと言えば待ちのFWということもあり、横浜FCがしっかり守ってカウンター狙いと絞った結果、レオナルドはボールが入らないで苛立ってくるようになります。また、この日好調に見えたMFマルティノスの投入が遅れたという大槻監督の采配ミスもありました。切り返しながら横浜FCの守備を翻弄した彼に、もっと長い時間出てもらいたかった思いはあります。

この負けは、浦和にとって非常に悪い内容でした。前半のように、GKにミスが出ては苦しいです。次のFC東京戦まで、残された時間は3日しかなく、戦術的修正は難しいです。どうにか、気持ちを切り替えて、いいときのような2ラインを引いて攻めるタイミングを計るような戦い方を見せて欲しいです。






レアンドロ・ドミンゲス

















































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