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大相撲秋場所は、写真の関脇正代の初優勝に終わりました。13勝2敗です。千秋楽には3敗で追っていた平幕翔猿(とびざる)との直接対決が組まれました。この相撲は今場所のハイライトになりましたが、内容は右を差して寄っていた翔猿の相撲で、土俵際で残っていた正代の突き落としが決まった際どい一番でした。もっとも、大関貴景勝、朝乃山を連続で破っている相撲ぶりは、今場所の最強力士にふさわしい内容でした。
この勝利で、3場所合計32勝(8勝、11勝、13勝)となった正代は、場所後の大関昇進に向けて臨時の理事会が招集されることになりました。過去に理事会が大関昇進を否決した例はなく、正代の大関昇進は確実になりました。正代は初場所、7月場所と2度の優勝のチャンスを逃す、悔しい土俵が続いてきましたが、その経験が今回に生きました。
もっとも、正代の相撲は左を差して前に出る、シンプルな相撲です。まだ、確実に勝てる型はこれから身に着けることになります。それができるようなら、もちろん横綱も夢ではないでしょう。東農大相撲部出身力士で初の優勝、熊本県出身力士で初の優勝という、二つのおまけもついてきました。
三賞は優勝争いを最後まで盛り上げた、平幕翔猿が敢闘賞を初受賞しました。翔猿は新入幕の抱負に「二桁勝って三賞を受賞したい」と言っていましたが、その目標を達成しただけでなく、その上の優勝も千秋楽まで可能性を残していました。この活躍で番付は横綱や大関と当たるところまで行きそうで、そこでまた今場所のようなきっぷのいい相撲を取れるか注目です。
三役争いは、関脇大栄翔、小結隠岐の海、小結遠藤が負け越して陥落します。正代の大関昇進で、空く枠は3つになり、西前頭筆頭で10勝5敗の隆の勝は関脇昇進が確実です。残る二つは、東前頭筆頭で8勝5敗2休の照ノ富士、西前頭6枚目で10勝5敗の高安が収まるのではと予想しています。元大関二人が小結という、ちょっと異例の番付になりそうです。
下位では、幕内昇進でドラマが起こりそうです。平幕下位で負け越している力士が多い関係で、昇進の枠は4つほどあり、西十両6枚目で10勝5敗の天空海(あくあ)の新入幕があり得ます。本来ならば幕内に上がれる成績ではないですが、こういうラッキーな昇進をものにするのも名力士の条件なので、来場所の土俵も楽しみにしたいです。
この勝利で、3場所合計32勝(8勝、11勝、13勝)となった正代は、場所後の大関昇進に向けて臨時の理事会が招集されることになりました。過去に理事会が大関昇進を否決した例はなく、正代の大関昇進は確実になりました。正代は初場所、7月場所と2度の優勝のチャンスを逃す、悔しい土俵が続いてきましたが、その経験が今回に生きました。
もっとも、正代の相撲は左を差して前に出る、シンプルな相撲です。まだ、確実に勝てる型はこれから身に着けることになります。それができるようなら、もちろん横綱も夢ではないでしょう。東農大相撲部出身力士で初の優勝、熊本県出身力士で初の優勝という、二つのおまけもついてきました。
三賞は優勝争いを最後まで盛り上げた、平幕翔猿が敢闘賞を初受賞しました。翔猿は新入幕の抱負に「二桁勝って三賞を受賞したい」と言っていましたが、その目標を達成しただけでなく、その上の優勝も千秋楽まで可能性を残していました。この活躍で番付は横綱や大関と当たるところまで行きそうで、そこでまた今場所のようなきっぷのいい相撲を取れるか注目です。
三役争いは、関脇大栄翔、小結隠岐の海、小結遠藤が負け越して陥落します。正代の大関昇進で、空く枠は3つになり、西前頭筆頭で10勝5敗の隆の勝は関脇昇進が確実です。残る二つは、東前頭筆頭で8勝5敗2休の照ノ富士、西前頭6枚目で10勝5敗の高安が収まるのではと予想しています。元大関二人が小結という、ちょっと異例の番付になりそうです。
下位では、幕内昇進でドラマが起こりそうです。平幕下位で負け越している力士が多い関係で、昇進の枠は4つほどあり、西十両6枚目で10勝5敗の天空海(あくあ)の新入幕があり得ます。本来ならば幕内に上がれる成績ではないですが、こういうラッキーな昇進をものにするのも名力士の条件なので、来場所の土俵も楽しみにしたいです。
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