Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

レオナルド、山東移籍

2021-02-22 21:09:43 | 浦和レッズ
レッズ関連で優先順位トップのネタが来ました。話は既に進んでいましたが、FWレオナルドの中国リーグ、山東魯能への完全移籍が決まりました。山東は中国リーグでは1部の強豪で、資金力ではJリーグを上回る中国リーグなので、7億円とも言われる多額の移籍金と、本人には現在の2倍以上の高年俸を提示したのでしょう。

今回はレオナルドの記憶を書きます。レオナルドは現J3鳥取社長の岡野雅行氏がブラジルまで出向いてスカウトして、2018年に鳥取でJリーグのキャリアをスタートしました。このシーズンで31試合24得点でJ3得点王になると、翌年にJ2の新潟に完全移籍して、ここでも38試合28得点でJ2得点王となり、3億円とも言われる移籍金で浦和に加入してきます。

彼のプレーを見た印象は、いいポジションを取ることで点を取っているFWです。キャンプで走っているところを見た水内猛氏によれば「足はそんなに速くない」という印象で、相手の最終ラインが下がっていればわざと走らないで最終ラインの前に残って、フリーになるテクニックを持っています。そういう、いいボールに反応するタイプなので、大槻監督はシステムを4-4-2に変更し、彼の持ち味が出やすい2トップにしました。

もちろん、シュートの技術は高いものを持っています。ヘディングでちょっとすらすシュートもできますし、ヒールキックなども見せます。いいボールが入れば外さない技術があったからこそ、浦和が戦術を彼に合わせる決断をしたのでしょう。もっとも、スペースを消される守り方をされてしまうと消される試合もあり、シーズン終盤戦はスタメンを外れる試合もありました。

それでも、チームトップの11得点を挙げ、23歳とこれからの伸びしろも期待できる彼がいなくなったのは非常に痛いです。おそらく、彼がいないと特定の選手に頼るサッカーはできないでしょう。浦和が、もし今季好成績を残すとすれば、得点者が分散しいろんな選手が点を取る形を作らなければならないでしょう。

緊急事態宣言で外国人選手が入国できない現状なので、浦和が新外国人獲得に動けなかった事情はあるでしょう。それでも、このままでは複数の若手が大ブレイクを果たさない限り長いシーズンを乗り切れないので、移籍ウインドウが開いている4月2日までに何らかの動きがあると思いたいです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サンシュユ | トップ | サウサンプトン対チェルシー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

浦和レッズ」カテゴリの最新記事