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サウサンプトン対チェルシー

2021-02-23 14:15:55 | ワールドサッカー
イングランド・プレミアリーグのサウサンプトン対チェルシーのビデオを見ていました。この試合でも南野拓実選手は左MFでスタメン出場しますが、序盤はボールロストやパスミスが目立つ今一つの出来でした。戦術的にはサウサンプトンの4-4-2に対し、チェルシーは3-5-2なので、チェルシーの右アウトサイド、ジェームズにマークをつけにくいことから、南野が守備に回らざるを得なかった事情があります。

また、南野にとってはフランス代表ボランチのカンテも嫌な相手でした。強靭なフィジカルを持つカンテは南野がボールをキープしていても後ろから仕掛けてくるので、ボールを失う場面も見られました。このままではハーフタイムで交代かと思われた南野ですが、ワンチャンスで大きくアピールします。

ちょうど、チェルシーの3バックの間が空いていたタイミングで、FWレドモンドのパスに反応した南野はゴール前に入り込みます。うまくキックフェイントを見せてDFリュディガーのスライディングを外すと、GKメンディの上を抜いてゴールを決め、先制点はサウサンプトンに入ります。ボール支配率ではサウサンプトンは30%ほどと劣勢でしたが、このゴールは値千金で、リードを奪って前半を折り返します。

追う立場になった5位のチェルシーは、ハーフタイムでFWをエイブラハムからハドソン=オドイに代えてきます。スピードで裏を狙うという意図で、トップ下のマウントもサイドに流れてドリブルを見せてサウサンプトンに仕掛けると、そのマウントのドリブルを、最終ラインにいたFWイングスがファウルしてPKになります。

このPKをマウント自身が決めて、チェルシーは同点に追いつきます。その後はチェルシーが左アウトサイドのアロンソを軸にサイドに回すサッカーを見せて、サウサンプトンを自陣に押し込んで優勢に試合を運びますが、サウサンプトンDFも最後のシュートを許さず粘ります。南野は72分に同じポジションのテラと交代してピッチを去りますが、1得点と結果が出たので次戦も期待できると思います。

チェルシーとしてはスピード型FWベルナーにあまりいい場面がなく、試合はそのまま1-1で引き分けます。14位で降格圏のフルハムと勝ち点差8のサウサンプトンとしては大きな勝ち点1となりました。南野としては、プレミアリーグの真の強豪相手に、できたこととできなかったことがありましたが、スタメン出場のチャンスは生かしたでしょう。

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