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札幌戦マニアック分析

2012-10-08 09:56:04 | 浦和レッズ
こういう格下相手の敗戦という結果の後は、マニアック分析を書く手はあまり進みませんが、覚えているうちに書いておかないと人間はすぐに忘れるので、あえて書きます。昨日、浦和は左ストッパーの位置を仕掛けられると弱いと書きましたが、札幌の戦い方を見る限りもう二つほど弱点はありました。

一つはGKと最終ラインの連係があまりうまくないところです。5バックで慎重にスペースを消していた札幌ですが、前の選手は思い切って相手GKやCBにプレッシャーを掛けていました。何とかしのぐことはできたものの、結構不安定なパス回しにはスタンドで見る限りではひやひやしました。

また、4-1-5気味の布陣を引いている時間には、DFからのパスコースがボランチ一枚で少なく、思い切って遠い位置にいるアウトサイドを狙うしか手がないという弱点もあります。札幌が5バックにしたのは、浦和のストロングポイントであるアウトサイドからの攻撃を消したいという思いもあったと思います。

思い切って遠めから狙った梅崎のシュートが入ったことを考えると、もっと早い時間からこれができていれば引き分けには持ち込めたという残念な思いはありますが、サッカーはこういう、いくら打っても入らない「厄日」はあります。前半の戦いで一点でも入れていればの思いはありますが、長いリーグ戦にはこういう日は必ずあるものです。

やはり浦和の特殊なサッカーへの対策は立てられ始めたというのが正直な印象で、いつまでも浦和のアウトサイドが不思議と空くのを放置してはくれないとは思っていましたが、札幌のように失うもののないチームなら、思い切った手は打てます。

浦和もシステムを変えず人を変える(鈴木、平川out→宇賀神、ポポin)という手は打ちましたが、リードしている札幌はただでさえ引いているのに、守り切れば勝てるとなればもっと引いてくるのは必然です。柏戦は打ち合いになったので、最後の最後で幸運が転がり込んできましたが、浦和相手なら引けば少なくともリードは守れることは知れ渡ったようです。

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