先日行われた、高校女子サッカーの選手権決勝、日ノ本学園(兵庫)対藤枝順心(静岡)をビデオで確認しました。この世代は2020年東京五輪でなでしこジャパンの主力になっている可能性があり、知っておくと面白いですが、高校生の女子サッカーのレベルを知らなかったので、まずはそれから確認しました。
どうしても、女性のサッカーの場合は高校生レベルでは筋力に差があるので、タッチラインの逆へ正確なボールを通すような芸当はできません。それでも、よく皇后杯で高校生がなでしこリーグのチームに勝つような善戦があるので、何かそのハンデをカバーする戦略はあるはずと思っていました。
それは、一番うまい選手を真ん中に置いて、そこを経由して組み立てるサッカーです。藤枝順心は10番の杉田選手、日ノ本は10番の入江選手が中心選手で、彼女だけはキックのレンジも長く、サイドの味方を生かすプレーもできることから、集めてサイドは俊足のウイングに任せると割り切ります。
もっとも、10番に渡せないときの対策も考えていて、キックのレンジが短いなら運動量を多くして素早く三角形を作り、ショートパスをつないで展開する技術は持っています。意外にもテクニカルだったというのが、この試合を見た感想です。
試合は4-1と日ノ本の勝利に終わりましたが、点数ほどの内容の差はなかったのが印象で、先制点も藤枝順心が取っており最後まで楽しめた試合でした。戦術的な日ノ本の勝因は二つありました。一つは後半頭から投入した日ノ本の八坂選手(14番)が機能したことです。
両チームとも3トップのウイングサッカーだったので、ウイングの消耗度はどうしても大きくなりますが、八坂選手は途中出場だったのでチームで一番走れて、結果的に2アシストと大いにチームに貢献しました。
もう一つは藤枝順心の4バックがブロックを作ってスライドして守るスタイルだったので、その逆をサイドチェンジで揺さぶるサッカーに後半から変えたことが効きました。外に待つ選手が空くことで、日ノ本の同点ゴールはまさにその外にいた小島選手(8番)のゴールでしたし、入江選手の2点もうまくサイドを振った結果生まれた点でした。
余談ですが、女子サッカーということもあり、美人選手には中継したTBSも注目していた模様でした。それは藤枝順心の左ウイング、山下史華選手(17番)で、U-16日本代表に選ばれるなど実力も兼ね備えた選手です。元AKB48の大島優子さんに似たルックスは、近い将来人気を集めるだろうと思えます。
どうしても、女性のサッカーの場合は高校生レベルでは筋力に差があるので、タッチラインの逆へ正確なボールを通すような芸当はできません。それでも、よく皇后杯で高校生がなでしこリーグのチームに勝つような善戦があるので、何かそのハンデをカバーする戦略はあるはずと思っていました。
それは、一番うまい選手を真ん中に置いて、そこを経由して組み立てるサッカーです。藤枝順心は10番の杉田選手、日ノ本は10番の入江選手が中心選手で、彼女だけはキックのレンジも長く、サイドの味方を生かすプレーもできることから、集めてサイドは俊足のウイングに任せると割り切ります。
もっとも、10番に渡せないときの対策も考えていて、キックのレンジが短いなら運動量を多くして素早く三角形を作り、ショートパスをつないで展開する技術は持っています。意外にもテクニカルだったというのが、この試合を見た感想です。
試合は4-1と日ノ本の勝利に終わりましたが、点数ほどの内容の差はなかったのが印象で、先制点も藤枝順心が取っており最後まで楽しめた試合でした。戦術的な日ノ本の勝因は二つありました。一つは後半頭から投入した日ノ本の八坂選手(14番)が機能したことです。
両チームとも3トップのウイングサッカーだったので、ウイングの消耗度はどうしても大きくなりますが、八坂選手は途中出場だったのでチームで一番走れて、結果的に2アシストと大いにチームに貢献しました。
もう一つは藤枝順心の4バックがブロックを作ってスライドして守るスタイルだったので、その逆をサイドチェンジで揺さぶるサッカーに後半から変えたことが効きました。外に待つ選手が空くことで、日ノ本の同点ゴールはまさにその外にいた小島選手(8番)のゴールでしたし、入江選手の2点もうまくサイドを振った結果生まれた点でした。
余談ですが、女子サッカーということもあり、美人選手には中継したTBSも注目していた模様でした。それは藤枝順心の左ウイング、山下史華選手(17番)で、U-16日本代表に選ばれるなど実力も兼ね備えた選手です。元AKB48の大島優子さんに似たルックスは、近い将来人気を集めるだろうと思えます。
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