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大外の1対1(6/15日本対キルギス)

2021-06-16 15:05:09 | ワールドサッカー
昨日のキルギス戦、ビデオでチェックしました。結果は5-1と日本の勝利に終わりました。今回の2次予選は8戦全勝で通過し、主力選手の吉田、酒井宏樹、遠藤航を早めに五輪代表に合流させる余裕もありました。今の日本は、誰がいないから勝てないということはなくなり、少なくとも2次予選のレベルなら普通に戦えば圧勝できる力がつきました。

この試合ではキルギスの出方を見ていました。キルギスはこれまでの親善試合で見せてきたのと同じように、5-4-1で自陣にブロックを作る守り方をしてきました。日本が攻め込むスペースをなくして膠着状態を作り、勝負を後半に持ち越そうという意図でしょう。しかし、キルギスの弱点は比較的簡単に見つかりました。

その弱点は、5バックの外側にいるアウトサイドの守備力でした。日本のサイドMFの坂元や浅野がボールを持って仕掛けると、キルギスの両アウトサイドは比較的簡単に突破を許し、日本にゴール前に入り込む余裕を与えていました。やはり、1対1で簡単に負けてしまうとゴール前を固めるのは難しく、日本がサイドからボールを入れられたことが、前半のオナイウのハットトリックの活躍を生む結果となりました。

前半終了間際にキルギスの個人技で守田がファウルしてPKを与え、これを決められて1失点したのは残念ですが、それでもスコアは3-1でした。日本としては全く慌てる必要がないスコアで、1トップをオナイウから古橋に代えたり、DF佐々木を投入して3バックにするような戦術的な実験も行うことができました。キルギスは得点の場面以外はいいところがなく、5-4-1のFWのところになかなかボールを入れられない内容でした。

今回のキルギス戦はJリーグ組中心のメンバーでしたが、お互いに特徴はわかっている様子だったのが良かったです。いいボールに反応するオナイウには横からクロスを入れ、スピードのある古橋には縦のボールを入れていました。個人のアピール合戦ということが強調されますが、チームとしての日本代表が機能していたことが良かったゲームでした。

もちろん、最終予選の相手はこんなに簡単に弱点は露呈しないでしょう。それでも、チームとしてお互いの長所を生かすようなチーム作りをこれからも進めていければ、W杯の出場権も取れるだろうと、最終予選には大きな期待を寄せています。写真は4点目を決めた佐々木翔です。

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