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コンパクトに来た相手(10/20浦和対鹿島)

2018-10-20 23:21:45 | 浦和レッズ
埼玉スタジアムから帰ってきました。今日のホームの鹿島戦、3-1という見事な勝利を収めました。順位は5位ですが、3位FC東京とは勝ち点1差で、十分にACL圏の3位を狙える位置につけました。浦和はどんな相手にも、ボールを回すサッカーをするので、対する鹿島の出方から注目してみました。

鹿島はいつもの4-4-2ですが、DFラインが高く、中盤をコンパクトに保っていました。フィールドの中央に、多くの選手がいる状態にして、ミスを奪ってからの速攻というのが序盤の鹿島の狙いに見えました。実際、これだけ人数が多い状態では、まったくミスをしないのは難しいですが、このサッカーを破る方法として二つ考えられました。

一つは、プレスのかかっていない、DFラインから一気にロングボールを送り込む手です。これは岩波から宇賀神に何度かロングボールが通っていたので狙っていることはわかりました。もう一つは、あえてプレッシャーのきつい相手中盤で、無理してでもボールをキープしてダイレクトで回す手です。この手も、浦和は試しており、前半は浦和のボール支配率が高い状態で推移します。

それでも、浦和はなかなかシュートに持ち込めずに苦しみました。クロスかシュートで終わっていれば流れが切れますが、一番怖いのはシュートともクロスともつかないプレーを奪われてからの鹿島の速攻です。鹿島も、行けそうだというタイミングを逃さない、試合の流れを読む力は相当のもので、一旦行くと決めれば攻撃を完結できる力は持っていました。

先制点は鹿島に入りました。その直前に、安西がドリブルで独走して、岩波が辛うじてCKに逃れたプレーが伏線でした。行けそうだと判断した鹿島は、安西のパスから山本脩斗がクロスを上げて、逆サイドから詰めてきたSBの西がフリーになってシュートを放ち、これが西川の守るゴールを破って鹿島が先制します。

浦和ベンチとしては動きにくい展開です。ボールは持てているがシュートにはなかなか行けず、特に誰が悪いというゲームでもないので、何とかこのメンバーで最悪でも同点にしておきたいところです。後半については、明日以降のマニアック分析で書きます。







































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