日本シリーズは5戦まで終わり、楽天が3勝2敗で巨人をリードしています。楽天の勝利条件は田中将大、則本昂大で最低3勝と書きましたが、ここまで第2戦を田中将大で勝ち、第5戦を則本昂大で勝った楽天はほぼ計算通りだと思います。あとは満を持して、中5日の田中将大を第6戦に持ってくればいいだけです。
それでも、則本をブルペン待機させて、第5戦で辛島を先発された星野監督の采配には驚きました。辛島がクライマックスシリーズのロッテ戦で打ち込まれたのを見ているからです。たぶん賭けに近い起用だったと思いますが、勝てそうな展開で則本を出して王手を掛けたいというのが星野監督の意図だと思います。
第5戦が敗色濃厚なら則本を使わず、第7戦の先発に回すためにはこうするしかない起用だと思いますが、結果的に辛島が好投したことで、この采配は当たりました。これで、巨人が勝つためには田中将大を打つしかないという厳しい状況に追い込みました。
また、普段DHのAジョーンズの外野手での起用も驚きでした。DHの使えないレギュラーシーズンのセリーグ本拠地では、ジョーンズは一塁手での起用でした。しかし、一塁手は三番打者の銀次がおり、ジョーンズか銀次のどちらかが使えなくなれば楽天打線の破壊力は落ちると思っていました。
確かにジョーンズはメジャー時代に外野手として10年連続でゴールデングラブを受賞した「元」名手ですが、今はメタボ状態です。しかし、守備範囲こそ狭いですが、フライは普通に処理できたので、星野監督はこちらの賭けも勝ちました。
巨人は西武ファンの私は普段見ないチームですが、勝ちパターンの継投が確立しているのは強みです。印象に残ったのはセットアップのマシソンです。外国人選手は西武のサファテのように、日本人の身体能力からは想像できない速球を投げる投手がいますが、マシソンもそういう投手です。
マシソンは防御率は1点台前半で、このレベルの投手なら他チームに行けばクローザーができると思いますが、そういう投手が7回1イニングを投げるセットアップなのは巨人が強い理由です。今のプロ野球は、セットアップは1イニングしか投げない代わりに70試合近く登板してもらう、メジャー式の起用が定着しています。
マシソンも山口も、そんなセットアップの役割を理解しているはずで、飲み屋に行けない中継ぎの辛さはあるでしょうがプロに徹しているのでしょう。
それでも、則本をブルペン待機させて、第5戦で辛島を先発された星野監督の采配には驚きました。辛島がクライマックスシリーズのロッテ戦で打ち込まれたのを見ているからです。たぶん賭けに近い起用だったと思いますが、勝てそうな展開で則本を出して王手を掛けたいというのが星野監督の意図だと思います。
第5戦が敗色濃厚なら則本を使わず、第7戦の先発に回すためにはこうするしかない起用だと思いますが、結果的に辛島が好投したことで、この采配は当たりました。これで、巨人が勝つためには田中将大を打つしかないという厳しい状況に追い込みました。
また、普段DHのAジョーンズの外野手での起用も驚きでした。DHの使えないレギュラーシーズンのセリーグ本拠地では、ジョーンズは一塁手での起用でした。しかし、一塁手は三番打者の銀次がおり、ジョーンズか銀次のどちらかが使えなくなれば楽天打線の破壊力は落ちると思っていました。
確かにジョーンズはメジャー時代に外野手として10年連続でゴールデングラブを受賞した「元」名手ですが、今はメタボ状態です。しかし、守備範囲こそ狭いですが、フライは普通に処理できたので、星野監督はこちらの賭けも勝ちました。
巨人は西武ファンの私は普段見ないチームですが、勝ちパターンの継投が確立しているのは強みです。印象に残ったのはセットアップのマシソンです。外国人選手は西武のサファテのように、日本人の身体能力からは想像できない速球を投げる投手がいますが、マシソンもそういう投手です。
マシソンは防御率は1点台前半で、このレベルの投手なら他チームに行けばクローザーができると思いますが、そういう投手が7回1イニングを投げるセットアップなのは巨人が強い理由です。今のプロ野球は、セットアップは1イニングしか投げない代わりに70試合近く登板してもらう、メジャー式の起用が定着しています。
マシソンも山口も、そんなセットアップの役割を理解しているはずで、飲み屋に行けない中継ぎの辛さはあるでしょうがプロに徹しているのでしょう。
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