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流れ変えたハンド(カリアリ対ミラン)

2014-01-28 16:17:15 | ワールドサッカー
本田圭佑出場試合、カリアリ対ミランを見ました。カリアリのホームスタジアムが老朽化して、観客はゴール裏にしか入れないという異例の措置が行われた試合でした。試合内容はオープンゲームで、カリアリがミランGKアメーリアのミスを突いたサウ(9番)のゴールで先制した後は両チームにチャンスがある内容でした。

ミランの弱点はCBで、ブラジル代表CBのチアゴ・シウバをパリSGに放出して以来、穴が埋まっていません。この試合もカリアリのシュートへの寄せの甘さを、解説の木村和司氏に指摘されています。ミランとカリアリの戦力を考えれば、ミランが横綱相撲を取れるようでなければいけません。

それでも、カリアリの速攻主体の攻撃は見応えがありました。先制点を取った以上、逃げ切りたかったでしょうが、流れを変えたのはミランCKをクリアする場面でカリアリFWカブレラ(22番)が不注意で犯したハンドでした。カブレラは激しくプレスを受けたわけではなく、この時点で残り4分だったことを考えれば、全く必要のないハンドでした。

このハンドからFKになり、バロテッリ(45番)が直接ねじ込んで同点にすると、最後はロスタイム突入直前の本田圭佑(10番)のCKをパッツィーニ(11番)が合わせて、内容の良くなかったミランの逆転勝利という結果になりました。カリアリにとっては悔やまれるハンドでした。

ミランにとってはセットプレーの力技で負け試合を拾った格好でしたが、それの原因になったのは本田圭佑が決定機を外したからと言われても仕方ありません。もちろん、お膳立てされたシュートを外したら本田圭佑の責任と言われますが、本田圭佑が自分で持ち込んだチャンスもあったので、ゲームメーカーとしての仕事は十分していたことは認めますが。

それでも、本田圭佑はCKで決勝点をアシストしたあたり、やるべきことはやるなという印象も受けました。点に絡むのは本田圭佑に求められる役割なので、自分で点を取ることはできませんでしたが、セットプレーの精度の高さは見せました。FKでカカの頭に合わせて演出した決定機もありました。

今のミランでは、本田が頑張って点を取ってもそれ以上取られてしまう可能性は残念ながら高いと言わざるを得ませんが、これだけのポテンシャルのあるチームなら補強は確実にしてくれそうです。夢は日本人初の欧州CL優勝で、それも可能性としてはありうる位置にいると思います。

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