今日は埼スタに行く予定ですので、甲府戦の即日更新は困難かもしれないので、穴埋めネタを用意しておきます。
日本代表が震災の影響で出られなかった南米選手権ですが、今週末にウルグアイ対パラグアイの決勝、ペルー対ベネズエラの3位決定戦を残すのみとなりました。日本代表の出場を想定していたマスコミはW杯並みの中継体制を組んでいて、日刊スポーツのWEB版には試合展開の速報まで出ているから驚きです。
そのため、情報だけはたっぷり入ってくるのですが、まず驚いたのが、ウルグアイがブラジルとアルゼンチンの2強と思われている南米選手権の勢力図に割って入っていることです。優勝回数はブラジルとほぼ互角のレベルで、もともとブラジルとアルゼンチンが戦争をしないように緩衝地帯として設けられた国にしては驚異的な強さを誇っています。
最近はW杯予選を通れなくなるなど、ウルグアイの勢力の低下は感じていたのですが、前回の南アフリカW杯では久々の4位で沸かせました。もともと、国民の多くが1930年の第1回W杯の優勝を誇っている国ですから、昔の貯金もあるのでしょうが、それでもここ近年のブラジルとアルゼンチンの強さを考えると驚きです。
また、ウルグアイの対戦相手、パラグアイは「5分け」で決勝戦に進む珍記録を作っています。南米選手権がグループリーグ3位でも通過する可能性があるから出た珍記録で、1次リーグ3分けと低空飛行だったパラグアイが、決勝トーナメントでは準々決勝、準決勝ともにPK勝ちで、PK勝ちは公式記録では引き分けになるので、「5分け」ということになるわけです。
しかし、パラグアイはGKビジャールの好守もあってここまで勝ち上がってきた以上、決勝戦がPK戦になれば史上初の未勝利優勝もありえない話ではありません。南米が10ヶ国しかなく、招待国でメキシコとコスタリカを入れて無理やり12ヶ国にして開いている大会ですから、このルールは変えようがないのですが、一つの議論を呼ぶことになるかもしれません。
ブラジルとアルゼンチンが決勝トーナメントの初戦で消えたのは驚きではありましたが、1次リーグで1勝2分けと苦しんだのも理由ではあります。もともと、欧州サッカーの貴重なオフを返上してこの大会に備えている一流選手が、少し気乗りのしない状態で大会に臨んでしまったのかもしれません。
日本代表が震災の影響で出られなかった南米選手権ですが、今週末にウルグアイ対パラグアイの決勝、ペルー対ベネズエラの3位決定戦を残すのみとなりました。日本代表の出場を想定していたマスコミはW杯並みの中継体制を組んでいて、日刊スポーツのWEB版には試合展開の速報まで出ているから驚きです。
そのため、情報だけはたっぷり入ってくるのですが、まず驚いたのが、ウルグアイがブラジルとアルゼンチンの2強と思われている南米選手権の勢力図に割って入っていることです。優勝回数はブラジルとほぼ互角のレベルで、もともとブラジルとアルゼンチンが戦争をしないように緩衝地帯として設けられた国にしては驚異的な強さを誇っています。
最近はW杯予選を通れなくなるなど、ウルグアイの勢力の低下は感じていたのですが、前回の南アフリカW杯では久々の4位で沸かせました。もともと、国民の多くが1930年の第1回W杯の優勝を誇っている国ですから、昔の貯金もあるのでしょうが、それでもここ近年のブラジルとアルゼンチンの強さを考えると驚きです。
また、ウルグアイの対戦相手、パラグアイは「5分け」で決勝戦に進む珍記録を作っています。南米選手権がグループリーグ3位でも通過する可能性があるから出た珍記録で、1次リーグ3分けと低空飛行だったパラグアイが、決勝トーナメントでは準々決勝、準決勝ともにPK勝ちで、PK勝ちは公式記録では引き分けになるので、「5分け」ということになるわけです。
しかし、パラグアイはGKビジャールの好守もあってここまで勝ち上がってきた以上、決勝戦がPK戦になれば史上初の未勝利優勝もありえない話ではありません。南米が10ヶ国しかなく、招待国でメキシコとコスタリカを入れて無理やり12ヶ国にして開いている大会ですから、このルールは変えようがないのですが、一つの議論を呼ぶことになるかもしれません。
ブラジルとアルゼンチンが決勝トーナメントの初戦で消えたのは驚きではありましたが、1次リーグで1勝2分けと苦しんだのも理由ではあります。もともと、欧州サッカーの貴重なオフを返上してこの大会に備えている一流選手が、少し気乗りのしない状態で大会に臨んでしまったのかもしれません。