Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

山東戦プレビュー

2022-04-17 19:08:07 | 浦和レッズ
明日、浦和は中立地のタイ、ブリーラムで、山東(中国)と対戦します。山東は初戦で韓国の大邱と対戦し、0-7で大敗しています。中国は皆さんご存知の通り「ゼロコロナ政策」で厳しい防疫体制を取っており、W杯最終予選を戦う中国代表が、相手チームの受け入れに難色を示されたことで中立地のカタールで戦わざるを得なかったほどです。

そのため、中国紙の情報では、中国の3チームは若手主体のメンバーで今回のACLを戦っているとのことです。主力選手が、国内リーグと並行してACLを戦うことにも、防疫体制が理由で難色を示されたからでしょう。力関係で行けば、大邱相手に7点差で敗れるのは意外ですが、ユースも含んだようなメンバーで戦っているならそうなるのもわかります。

もっとも、浦和も初戦のライオン・シティ戦にほぼベストメンバーを投入したこともあり、この山東戦は何人かサブメンバーが試される試合になります。CB知念、MF柴戸、MF関根、MF小泉、FW明本などには出番が回ってくる可能性があります。この状況に備えて、普段のリーグ戦でメンバーを少しずつ入れ替えて戦っていたので、ほぼ出番がない主力選手が少ないのが今の浦和の強みです。

今回のACLの決勝トーナメント進出のレギュレーションは、5組あるリーグ戦の1位5チームと、2位の中の上位3チームが通過です。そのため、2位になると微妙な状況となるので、確実に1位になっておきたいです。大邱とのマッチレースが予想されるので、その直前の対決となるこの山東戦は確実に勝って、大邱との決戦に備えたいところです。

中国のサッカーは、ここしばらくは好景気で外国人選手が豪華でしたが、そのメンバーは出場していない可能性があります。もっとも、外国人選手が豪華でも、彼らの個人技に頼ったサッカーをしている印象がある中国サッカーなので、今回戦術的に整ったサッカーを見せてくる可能性は低いのではと予想しています。7-0とはいかなくても、確実に勝利しておきたい試合です。
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うまく使えた左サイド(4/15ACL浦和対ライオン・シティ)

2022-04-16 17:47:11 | 浦和レッズ
昨日、日本時間の夜中に行われた、ACLグループリーグ初戦の浦和対ライオン・シティ(シンガポール)戦は、4-1で浦和の勝利に終わりました。浦和は1トップにユンカー、右MFにモーベルグなど、ほぼベストメンバーの陣容で初戦に挑みました。この初戦を確実に勝っておきたいというロドリゲス監督の意図が出たものと思われます。もっとも、この試合を動かしたのは、左MFの松尾でした。

相手のライオン・シティが、4バックだったものの、モーベルグを消すことを意識しすぎて右サイドにそれほどの守備意識がなかったので、左MFの松尾が比較的簡単にフリーになれました。左サイドで、松尾が持っているところをトップ下の江坂や左SBの大畑が追い越して上がっていけば、フリーでクロスを上げられました。先制点はその攻めからの江坂のクロスで、ユンカーが頭で合わせて前半8分と早い時間で入りました。

2点目も15分と早い時間で江坂のシュートで取れたこともあって、浦和としては松尾にボールを集めることでボール支配を強め、70%以上のポゼッションで攻めました。相手ライオン・シティはうまく行っていないことを察知して、課題の右MFを24分と早い時間で交代させて、松尾を何とかしないといけないということは伝わってきました。

相手ライオン・シティは、元韓国代表FW、キム・シンウクがいました。キム・シンウクは198cmの長身で、Kリーグの全北でも活躍したFWです。しかし、キム・シンウクは全盛期と比べると運動量が確実に落ちており、ライオン・シティ側がボールを持ってクロスを上げることがほとんどできなかったことで機能できませんでした。

前半の最後でモーベルグが技ありのシュートで3点目を決めたことで、このゲームはほぼ決着した印象を受けました。相手ライオン・シティの1点はゴールを決めたばかりだったモーベルグが、バックパスを強く蹴りすぎたことによるオウンゴールで、ライオン・シティが攻めた印象は最後までないまま、浦和としてはベストメンバーを並べたこのゲームを確実に勝ち切りました。

中2日が続くこのグループリーグは、何試合かはメンバーを落として戦うことになります。そのメンバーでもロドリゲス監督のサッカーを表現できるかは今後試されますが、まずは初戦を勝利したことで、いい流れを作れたのではと思われます。
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青木拓矢の記憶

2022-04-15 22:17:22 | 他チーム
先日の味の素スタジアムでは、相手FC東京のボランチ、青木拓矢選手の姿を敵として見ていました。青木は浦和にも長く在籍したので、ちょっと当時を思い出してネタにします。青木は群馬県の前橋育英高校から、大宮アルディージャに入団して当時は背番号6をつけていました。今はアンカータイプの青木ですが、当時は攻撃参加に出るダイナミックさを持っていました。

そんな青木を、地元さいたま市のライバルチームの浦和が引き抜いたのは、ちょっと驚きのニュースでした。当時の浦和はACLに出るために選手層の厚さが必要な時期で、ベテランになっていた阿部勇樹のバックアッププレーヤーとしての期待でした。青木の良さはフィジカルの強さで、自陣のゴール前に残っていると粘り強くヘディングで跳ね返す強さを持っていました。

また、ACLのアウェイ戦は、時として環境の悪い相手もありますが、青木はそういう環境に負けない強さを持っており、敵地でも高いレベルのパフォーマンスを見せてくれる選手でもありました。当時の堀監督が、青木のアンカーとしての強さを評価して、4-1-4-1システムのキーマンの1ボランチを青木が務める試合が多かった印象があります。

FC東京への完全移籍は昨年でした。浦和が思い切って世代交代を一気に進めるという方向に舵を切ったこともあって、ベテランになっていた青木は新天地を求めることになりました。それから1年経ちましたが、FC東京でもアンカーに入っており元気な姿を見られたのは良かったと思います。FC東京が、前半は4-3-3、後半途中から4-1-4-1と変化をつけられたのも、青木の守備に信頼が置けるからでしょう。

写真は酒井宏樹を撮っていて偶然青木が写り込んだものですが、ゴール前でフィジカルで競り合うところは昔と変わっていませんでした。ベテランですがまだまだ元気そうで、FC東京の中盤に長く君臨して欲しいものです。今日はちょっと短いですがこの辺で。
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ハナミズキ

2022-04-14 21:14:06 | 埼玉
今日はブログを更新する元気が出ないので、先日の散歩で撮ってきたハナミズキの写真で穴埋めネタとします。春の花ですが、見頃は短く、今週末にはもう残っていないかもしれないですね。
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ライオン・シティ戦プレビュー

2022-04-13 22:07:19 | 浦和レッズ
ACL1次リーグを戦うためにタイ遠征中の浦和レッズは、ブリーラムでライオン・シティ(シンガポール)と初戦を戦います。ライオン・シティはアルビレックス新潟シンガポールを抑えてシンガポールリーグで優勝したチームですが、ACLで見かけるのは記憶にある限りでは初めてのチームです。有名な外国人選手も見当たらないチームで、監督が元韓国代表FWキム・ドフン氏(元神戸)であること以外は情報はありません。

そのため、東南アジアサッカーの一般的なイメージで語りますが、東南アジアのチームは細かい足元のテクニックは持っているチームが多いです。パスをつなぐ技術は持っているでしょう。もっとも、浦和が激しくプレスに来ても同様の技術が発揮できるかは微妙で、パスを回すチームという評判だったタイ代表が日本戦でパスをつなげなかった事実もあります。

また、東南アジアのチームは一般的には高さが足りず、セットプレーの力技で潰せるチームも多いです。CKなどのチャンスでショルツや岩波の頭に合わせれば、結構な確率で攻略できるイメージを持っています。もっとも、クラブチームなので外国人選手で高さを補填している可能性もあり、最初のCKでどこまでできるか見えてくるでしょう。

浦和は、タイ出発前のFC東京戦を引き分けで終えました。なかなか勝てず悪循環の浦和ですが、この相手には確実に勝ち点3を取っておきたいです。中国の山東は若手主体ではという中国紙の情報がありますが、韓国の大邱はそう簡単に勝てる相手ではないでしょう。こういう、格下相手には新外国人FWシャルクを試すには絶好のチャンスで、彼が浦和になじむためにこの試合で点を取ってくれれば好循環に乗せられます。

もちろん、このACL1次リーグは中2日や中3日の試合が次々と続く超過密日程なので、ターンオーバーしなければチームが持ちません。ここまで出番を得ていなかった、CB知念などの若手には期待したいところです。ロドリゲス監督のターンオーバーは、数人を休ませながら入れ替えていく手法を取っており、ここで出番を得た選手にはアピールチャンスなので頑張って欲しいです。
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シロバナサクラソウ

2022-04-12 21:45:43 | 埼玉
田島ヶ原のサクラソウ自生地では、写真の変異種、シロバナサクラソウを見つけていました。繫殖力の強い花ではないので、立ち入り禁止かつ冬は草焼きをしている、保護された環境だから育つ花ですね。
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FC東京戦マニアック分析

2022-04-11 22:26:20 | 浦和レッズ
後半頭で動いたのはFC東京の方で、左FWを紺野からアダイウトンに替えてきました。紺野は、何度もオーバーラップしていた長友の裏のスペースをケアしていた印象ですが、攻めという意味では今一つで、ここにスピードのあるアダイウトンが入ってくると脅威だなと感じていました。事実、高い身体能力を持っている酒井宏樹を置き去りにしたドリブル突破もあり起点になっていました。

もっとも、浦和も左SB明本のオーバーラップで反撃しました。FC東京の右SB渡邉は内に絞り気味の位置を取ることが多く、左サイドのタッチライン際は意図的に空けていたのかもしれませんが、ここは浦和の狙いどころで推移することになります。特に、モーベルグが交代して左MFに松尾が投入されると、松尾はタッチライン際を狙いどころとみて何度もボールを要求していました。

この突破からのクロスを辛くもFC東京がクリアに逃れていたので、決定機には至らないことが多かったですが、それでは浦和ボールの左サイドのCKが多くなり浦和は合わせればという期待もありました。岩尾が蹴ったCKを合わせることはできなかったものの、岩尾は70分にエリアのちょっと外のFKの好機に絶妙なキックを見せます。相手GKヤクブが好セーブを見せてゴールとはならなかったもののチャンスでした。

FC東京は松木を下げて中村を入れてきます。中村が入ったポジションは右SBで、青木をアンカーに残して4-1-4-1気味の布陣に変更してきました。それでもFC東京の左サイドのタッチライン際は空いており、そこを松尾が突破してチャンスを得ます。それが浦和優位に進んだ理由ではあるのですが、なかなかゴールが遠い展開に、ロドリゲス監督は新外国人FWシャルクを小泉に代えて投入してきます。

このあたりになってくると、浦和はボランチの岩尾を最終ラインに入れて3バック気味にして、両SBを思い切って上げてくる攻めを見せてきました。それでもゴールが得られないので、シャルクには思い切ってシュートを打って欲しいという期待での投入でした。それでも、FC東京のDFが早めに寄せてシュートをブロックして、シャルクの決定機はロスタイムにGKに止められた一本にとどまります。

結局、このゲームは0-0で引き分けることになりました。勝てたゲームだと思われましたが、FC東京のGKヤクブの好セーブもありました。これで3試合連続の引き分けとなった浦和は、上位に行けないままACLの遠征に行くことになりました。序盤は強行日程で厳しいと予想していた浦和ですが、正直ここまで勝ち点10と1試合平均勝ち点1の低迷は、これほどとは思っていませんでした。今シーズンはしんどい展開になりそうです。









































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シャクナゲ

2022-04-11 21:41:57 | 埼玉
近所の散歩で見かけた「シャクナゲ」です。石楠花という漢字を当てるようです。春本番を迎え、ブログに載せたくなる花の写真が、次々と撮れますね。
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ヒキノカサ

2022-04-10 21:40:20 | 埼玉
桜草公園では写真の「ヒキノカサ」も見頃を迎えていました。単に黄色い花というだけでなく、黄金色とも言える光り輝く様子は、手持ちのカメラである程度表現できました。昨日と今日は初夏を思わせる、暑い日でしたね。
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押し気味だったが(4/10FC東京対浦和)

2022-04-10 20:09:24 | 浦和レッズ
今日の浦和のアウェイFC東京戦は、0-0の引き分けに終わりました。もっとも、点が入らなかった割には攻防の多かった試合でした。FC東京は浦和の中盤で取ってからのショートカウンターを狙っている様子で、江坂や小泉を狙っての速攻に、高卒新人MFの松木が岩尾から奪ったチャンスもあり、スピードのあるウイング永井を走らせる速攻もやりたい様子でした。

これに対し、この日の浦和は、伊藤敦樹が前節の退場で出場停止という事情もあって、ボランチがアンカータイプの柴戸と岩尾でした。そのため、ボランチの位置からの攻撃参加は無理に出そうとせず、柴戸と岩尾は空いている選手を正確に見つけてパスを出し、前の4人に攻撃は任せるというゲームプランのように見えました。そこに、今節から復帰の右SB酒井宏樹がフォローして、モーベルグとも連携を見せて攻めました。

しかし、シーズン途中加入のモーベルグは、キャンプなどで合わせ込んだ連携ではなく、即興とも言える攻撃でした。スペースに出た酒井宏樹を生かすパスはあったものの、特にユンカーとあまり合っていない様子でした。ボールは支配できるもののなかなかシュートに至ることができず、モーベルグが押し込んだかに見えた21分のチャンスはオフサイドでした。

相手のFC東京では、松木の動きに注目していました。4-3-3の左MFということもあって、守備が必要なポジションなので攻撃参加の回数は制限されますが、縦パスが来た時にダイレクトでさばける技術は確かでした。また、18歳の若さでセットプレーのキッカーも任されており、後半7分にはアダイウトンに合うFKも見せています。

浦和は酒井宏樹を生かす右サイドの攻撃が多かった印象ですが、酒井宏樹が放った40分のシュートは惜しくも外れ、41分には左サイドを明本がオーバーラップしてからの江坂のパスを、ユンカーが決められませんでした。攻める回数は浦和が多かったものの、点が取れなくて惜しかったというほどではない前半は0-0で折り返すことになります。

浦和のベンチにいる、新外国人FWシャルクをどのタイミングで入れてくるかは注目でした。来日して隔離期間が明けたばかりなので、コンビネーションは合っていないでしょうが、本職のFWが足りなかった浦和のチーム事情を考えると早めの投入も考えられました。そんな後半戦はどういう展開になったかは、明日マニアック分析で補足します。

































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