ACLの1次リーグは、2週間で6試合をこなすハードスケジュールですが、この消耗戦を勝ち抜く原動力になった右MF、ダビド・モーベルグ選手を取り上げます。モーベルグはスウェーデン人で、代表にも3試合出場した実績があります。スウェーデンという国は伝統的に英語力のある国民が多く、モーベルグもイングランドのサンダーランド、スコットランドのキルマーノックと英語圏でプレーしています。
前所属チームのスパルタ・プラハ(チェコ)では36試合10得点と、左利きのMFではあるものの点が取れる能力を見せていました。彼のプレーは、まだ磐田戦、FC東京戦の2回しか生で見ていないですが、特に優れているのは瞬間的に加速できるドリブルです。ACLのライオン・シティのような格下チームでは、彼の鋭いまたぎフェイントは止められない印象を受けました。
磐田戦では個人技から、DF3人をまとめて抜き去ってゴールまで決めてみせました。ちょうど、同じ28歳で来日したかつてのゲームメーカー、ロブソン・ポンテを連想したほどです。ドリブルだけではないところはACLでも見せており、ライオン・シティとの1戦目ではミドルシュート、ライオン・シティの2戦目ではヘディングシュートも決めています。
これだけの能力は持っていますが、シーズン途中の3月の加入ということでまだチームメイトとの連携が合っていないところは見られます。このACLでは、チームメイトの特徴を把握しながらのプレーだったものと思われます。どうやら、タッチライン際に位置を取ってボールを引き出して、そこから個人技かパスかでサイドに拠点を作れる選手のようだというところまでは見えてきました。
これからは、やはりユンカーやシャルクのゴールをアシストできるプレーを期待したいです。彼らとは英語でコミュニケーションは取れるでしょうが、サイドは崩せても決定力不足に泣いた、大邱との2戦目のような例もあります。FW陣の力も引き出せて、自身の力でもゴールが取れる、そんな最強のMFになれる力は持っていると思うので期待しています。
前所属チームのスパルタ・プラハ(チェコ)では36試合10得点と、左利きのMFではあるものの点が取れる能力を見せていました。彼のプレーは、まだ磐田戦、FC東京戦の2回しか生で見ていないですが、特に優れているのは瞬間的に加速できるドリブルです。ACLのライオン・シティのような格下チームでは、彼の鋭いまたぎフェイントは止められない印象を受けました。
磐田戦では個人技から、DF3人をまとめて抜き去ってゴールまで決めてみせました。ちょうど、同じ28歳で来日したかつてのゲームメーカー、ロブソン・ポンテを連想したほどです。ドリブルだけではないところはACLでも見せており、ライオン・シティとの1戦目ではミドルシュート、ライオン・シティの2戦目ではヘディングシュートも決めています。
これだけの能力は持っていますが、シーズン途中の3月の加入ということでまだチームメイトとの連携が合っていないところは見られます。このACLでは、チームメイトの特徴を把握しながらのプレーだったものと思われます。どうやら、タッチライン際に位置を取ってボールを引き出して、そこから個人技かパスかでサイドに拠点を作れる選手のようだというところまでは見えてきました。
これからは、やはりユンカーやシャルクのゴールをアシストできるプレーを期待したいです。彼らとは英語でコミュニケーションは取れるでしょうが、サイドは崩せても決定力不足に泣いた、大邱との2戦目のような例もあります。FW陣の力も引き出せて、自身の力でもゴールが取れる、そんな最強のMFになれる力は持っていると思うので期待しています。