Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

大相撲秋場所総括

2024-09-24 20:39:56 | 他スポーツ
大相撲秋場所は関脇大の里の2回目の優勝に終わりました。千秋楽はちょっと油断したのか、大きく負け越している阿炎にまさかの黒星を喫しましたが、立ち合いでしっかり当たることができればその恵まれた体格が生きます。大の里は、これからは無理に200kgに増やそうとしないで、今の体型のままで横綱を目指して欲しいものです。

大の里のことは昨日書いたので他の力士を取り上げますが、大関陣は琴桜、豊昇龍ともに8勝7敗と不振に終わりました。琴桜は宇良に押し出されるなど今場所は軽さが目立ちました。豊昇龍は苦しくなると強引な投げを打ちたくなる癖があり、中日の土俵で若元春相手に放った首投げは、その場は勝利につながりましたが、今場所の良くない流れが表れていた一番でした。

三役を巡る争いは、大の里の大関昇進、関脇貴景勝の引退、関脇阿炎と小結平戸海の負け越しで4人が抜けます。今場所の4関脇がちょっと特殊な番付だったので、おそらく来場所は通常通りの2関脇2小結でしょう。そうなると、空く枠は二人で、西前頭3枚目の若元春が11勝4敗と大きく勝ち越して当確です。もう一人は微妙ですが、西前頭2枚目の王鵬の9勝6敗が、東前頭4枚目で10勝5敗の正代より若干強い成績と思われます。

今場所は上位陣が不振だったので、前頭上位に好成績の力士が多く出ています。そのため、二桁勝っても三賞に届かなかった力士が多くなりました。その中では、前頭7枚目で12勝3敗と好成績だった若隆景が完全復活を印象付けました。大の里に勝った理由もあって殊勲賞を受賞し、今場所は番付運が悪く前頭2枚目前後に留め置かれるでしょうが、そこで結果を出せば最高位の関脇も十分狙える位置に行けます。

また、業師として知られる宇良が、今場所は正攻法で勝てたことも取り上げたいです。琴桜を堂々と押し出すなど、本人曰く「押しの力を強くすることで技が出るようになった」という稽古の成果を出しました。こういう小兵力士は、巡業などで稽古を見ていると、押しの力を強くするための稽古をしており、それが成果になった9勝6敗の好成績です。

下位では、来場所の新十両争いが注目です。十両に休場者が相次いだことで、貴景勝の引退で空く枠も含めて7つ前後空きができます。ベテラン千代丸が3場所ぶりの十両復帰が濃厚で、さらに本来は上がれる成績ではない、幕下4枚目で4勝3敗の生田目、幕下5枚目で5勝2敗の琴手計らにもチャンスがあります。明日の番付編成会議で、新十両は発表になるので注目です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東海道新幹線N700系

2024-09-23 20:23:05 | 雑記
穴埋めネタの鉄ネタは、今年3月に有楽町駅で撮った、東海道新幹線N700系です。東京駅に行けば3分間隔で走っていて、決して珍しくはないですが、「あのとき撮っておけば良かった」と思いたくないので、いろいろと写真に収めてきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花

2024-09-23 16:55:15 | 埼玉
地元さいたま市で見かけた彼岸花です。まだ、日差しが強いところでは開花していませんでしたが、日陰を探すと写真のように咲いている株もありました。長かった今年の夏も、いよいよ終わりが近づいているようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大の里、大関昇進へ

2024-09-23 13:24:20 | 他スポーツ
大相撲秋場所は、写真の関脇大の里の2回目の優勝に終わりました。大の里はこの優勝で13勝2敗で、3場所合計34勝と、大関昇進の目安となる3場所合計33勝を超えました。これを受けて、日本相撲協会の審判部は大関昇進に向けた理事会の招集を決めました。この理事会で否決された例は過去に一度もないことから、大の里の大関昇進が確実になりました。正式には番付編成会議を受けて、大の里のもとに使者が出向いて伝えることになります。

大の里は能登半島の付け根にある、石川県河北郡津幡町の出身です。相撲が強くなりたいと、高校は新潟県の海洋高校に越境入学して、大学は日体大に進学しています。日体大ではアマチュア横綱2回、学生横綱1回と抜群の結果を残して、卒業後の幕下10枚目付け出しの資格を得ました。プロ入りは二所ノ関部屋で、この部屋が茨城県阿見町と田舎にあることで相撲に集中できることを理由に挙げています。

大の里の四股名は、大正時代の大関、青森県出身の「大ノ里」から取っています。大ノ里の子孫に使用許可をもらっており、師匠の現役時代の「稀勢の里」の「里」がついていることから、大きな期待を受けていたのでしょう。師匠の二所ノ関親方は、「まずは関取になって1年間で90番取れる体を作る」と、この逸材をじっくり育てる計画でした。

出世は順調でした。幕下では6勝1敗、4勝3敗の成績で2場所で通過すると、十両でも2場所連続12勝3敗で2場所で通過します。大卒で、しかもアマチュア相撲の最強力士ということで、入門時には既に体は出来上がっており、当たりの強さで圧倒できていました。二所ノ関親方は、まずは押し相撲だけを教えて、三役に上がってから四つ相撲を教えるとコメントしていましたが、その押し相撲だけで勝てる高い能力を持っていました。

幕内に上がってからも、勢いはそのままでした。春場所では尊富士と優勝争いもしました。新入幕から大関昇進まで5場所というのはもちろん最短記録ですが、その5場所すべてで三賞を受賞しているのは史上初です。夏場所と秋場所で優勝し、直近3場所で2度の優勝という結果があれば、大関昇進は審判部もファンも満場一致で納得でしょう。

これからはもちろん横綱に挑むことになります。学生相撲出身の横綱は、意外にも故郷の先輩でもある輪島ただ一人です。学生相撲出身の大関は出島、雅山、朝乃山などがいますが、横綱がなかなか出ないのは不思議です。この逸材なら、その壁もすんなりと超えてくれるのではと、大きな期待を寄せたくなる存在です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変なミスで落とした試合(9/21浦和対FC東京)

2024-09-22 21:59:33 | 浦和レッズ
昨日の浦和レッズのホームFC東京戦は、0-2で浦和の敗戦に終わりました。スコルジャ監督の復帰と原口元気の加入で、何かチームが変化したところを生で見たいと期待していましたが、試合はそれとは関係ないところで決着してしまいました。序盤、浦和は相手の右SB小泉慶が本職でないところを狙っており、関根と大畑の連携で高い位置でボールを持って攻められました。

そんな、期待感は一つのプレーで雲散霧消することになります。相手の右サイドからのクロスをクリアしようとした、CB井上のキックがミスキックになり、ちょうどゴール右隅を狙った絶妙なシュートのようになってしまい、GK西川も一歩も動けないオウンゴールになってしまいます。運動量を増やし、我慢しながら少ない得点を守っていくスコルジャ監督のサッカーでは、あまりにも痛いミスになりました。

もっと痛かったのは2失点目のPKでした。FC東京の右CKを荒木が入れたニアサイドの競り合いで、浦和DF石原の手に当たったとVARで判定され、長い協議の末にFC東京にPKが与えられます。このPKは荒木が蹴り、GK西川はコースは読んでいたもののその先に蹴り込まれて、浦和はあまりにも痛すぎる2点ビハインドを前半の早い時間に追うことになります。

自らのミスで2点も先に失ってしまうと、なかなか監督采配などではカバーすることは難しいです。4-3-3でスタートしてきたFC東京が、このリードを守るように無理しない試合運びを見せてきた要素もありました。浦和は1トップのリンセンが前半の途中で負傷交代し、交代枠を前半で1つ使ってしまうという一つの誤算もありました。

布陣的にはヘグモ監督時代の末期と同じ4-2-3-1の浦和ですが、少しサイドの大久保と関根に守備のタスクを課すことがスコルジャ監督による変革でした。しかし、守りを固め始めたFC東京の布陣を、大久保や関根は崩すことができず、リンセンに代わって途中出場したチアゴ・サンタナも相手DFに挟まれてなかなか有効なプレーができませんでした。

これは、ハーフタイムに浦和ベンチが思い切って動かないと、このゲームを動かすことは難しいと感じながら、ハーフタイムを2点ビハインドで迎えます。スコルジャ監督も多少手は打ってきたのですが、それについては明日、マニアック分析で補足します。











































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アゲハ蝶

2024-09-22 21:52:22 | 埼玉
今日の散歩で見かけたアゲハ蝶です。以前、コンパクトデジカメの性能が良くなかった頃、アゲハ蝶の写真はなかなか撮れない夢の一枚でした。どうしても、止まってくれるタイミングが一瞬しかないので、シャッターの反応が良くないと撮れませんが、今のコンパクトデジカメなら、もうアゲハ蝶の写真は簡単と呼べるところまで来ていますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特急「鎌倉」E653系

2024-09-20 22:43:18 | 雑記
ネタに困ると出てくる昔の鉄ネタは、今年5月に撮った特急「鎌倉」のE653系です。次の列車が特急鎌倉という情報は得ていましたが、E257系だろうと思ってあまり期待していなかったですが、この色のE653系を初めて見たこともあって、ちょっと粘って良かったと思ったこの写真です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元大関貴景勝、現役引退

2024-09-20 21:59:31 | 他スポーツ
今日のスポーツネタは大谷翔平選手の50本塁打50盗塁が最大の話題でしょうが、個人的には相撲から、元大関貴景勝の現役引退を取り上げます。先場所5勝10敗で2場所連続の負け越しとなり関脇に陥落していましたが、持病である首の痛みの影響もあり、初日から連敗のあと、3日目から休場していました。もし、再起を目指すなら前頭10枚目前後まで番付を下げることになり、さすがにそれは厳しかったのでしょう。

貴景勝は少年時代から相撲プロパーで、今十両にいる阿武咲とは中学時代の全国大会の決勝戦で対戦した昔からのライバルです。高校は相撲の名門で知られる埼玉栄高校で、高校を卒業して当時の貴乃花部屋に入門してきました。当時は本名の佐藤で取っていましたが、幕内昇進のときに師匠の貴乃花親方から、現在の四股名を付けてもらいました。

戦国時代の武将、上杉景勝から取ったこの名は、「四股名をもらうことは目標だった」と本人も満足していた様子でした。幕内昇進のときの抱負は、「大卒で入ってくる同期が入門する頃には、届かない地位(大関?)にいたい」というものでした。実際、新入幕は20歳と出世は早く、小結のときに初優勝を果たすと、その勢いで大関に昇進します。

貴景勝は最高位が大関以下の力士では史上2位となる4回の優勝を果たしています。たまたま、その優勝が連続しておらず、貴景勝の場合は優勝の翌場所でよく負傷するなどめぐり合わせの悪さもあって横綱昇進はなりませんでした。大関在位は30場所と、歴代大関と比較しても劣っていない数字ですが、貴景勝の場合は常に負傷との闘いだったイメージがあります。

特に、逸ノ城と対戦した相撲で痛めた首は彼の相撲人生に暗い影を落とすことになります。力士は、立ち合いで1トンくらいの衝撃を受けることから、「毎日交通事故に遭っているようなもの」とよく例えられます。何とか、負傷の翌場所に必死の調整を見せて勝ち越していましたが、8勝目を挙げた後に休場する場所も多く、28歳はまだ若いようにも見えますが彼的にはもう限界だったのでしょう。

引退後は年寄「湊川」を襲名することが決まっています。「弱い者は負ける」など、相撲をあまり具体的な言葉で語ったことは少なかった力士ですが、相撲の場合部屋付きの親方になることもできるので、現師匠の常盤山親方の下に付くこともできます。突き押し相撲だった貴景勝ですが、師匠としては四つ相撲の力士を育てることもできるので、何年後かに新十両が出て「貴景勝から学んだ」のコメントが出てくると嬉しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白いサルスベリ

2024-09-19 22:10:01 | 埼玉
地元さいたま市で見かけた白いサルスベリです。今日はブログを更新する元気が出ないので、これだけで切り上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元伊豆方面特急185系

2024-09-18 21:32:56 | 雑記
今日はネタがないので、昔の鉄ネタサルベージで、今年1月に乗った臨時特急185系です。秋の臨時列車でこの型が走っていない様子なので、もう二度と見られないかもしれません。当時は、西船橋から足利まで行く列車で、南浦和、大宮の次に止まる駅はあしかがフラワーパークという臨時列車でした。宇都宮線から両毛線に行く渡り線や、普段は貨物列車しか走らない武蔵野線から大宮方面に向かう線など、鉄オタ的には興味が尽きない列車でした。

この型の列車は、以前伊豆の河津桜を見に行ったときに乗っています。その記憶も振り返りながら、懐かしい旅を思い出していました。



















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする