麻生財務相と韓国の企画財政相が今週後半に会談する方向で最終調整に入ったことが10月6日、分かった。
日韓財務相会談は2012年11月以来、約1年11カ月ぶり。
金融危機に備えて外貨を融通する通貨スワップ(交換)協定などが議題となる可能性がある。
会談は10月9、10両日に米ワシントンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に合わせ行う。
日韓両国は、財務相会談を足掛かりに、領土問題などをめぐる対立により、協定延長を含め協議が中断している通貨スワップなどの金融協力についての議論を再開する方針だ。
日韓は2005年5月に相互の通貨スワップ協定を締結。
当初の上限枠は30億ドルだったが、欧州債務危機を受け、2011年に700億ドルまで拡充された。
しかし、外交対立を背景に拡充措置は順次失効となり、現在、資金枠は100億ドルとなっている。
来年2月の期限までに延長措置などを講じることができるかどうかが焦点となる。
韓国の非礼を続けている状況で、通貨スワップなどの金融協力を再開することは決して許されない。
当初の上限枠は30億ドルに戻すべきである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます