厚生労働省は2月10日、米ファイザーが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「パキロビッド」を特例承認した。
軽症者が使える飲み薬は、既に実用化した米メルクの「モルヌピラビル」に次ぐ2種類目で、治療の選択肢が広がる。
政府は年内に200万人分の確保でファイザー側と既に合意し、4万人分か輸入されている。
パキロビッドは体の中でコロナウイルスが増えるのを防ぐ薬「二ルマトレルビル」と、抗エイズウイルス(HIV)薬としても使われている「リトナビル」で構成され、セットで1日2回、5日間飲む。
軽症や中等症で、重症化リスクのある人などが対象となる。
オミクロン株にも効果が期待される。
リトナビルには高血圧の薬など「併用禁忌」の薬が多数あり、医師や薬剤師が処方する際には患者が使っている全ての薬を確認するよう求めた。
この点には2月10日に開かれた専門部会でも懸念の声が出たため、2月27日までは適切に薬を扱えると考えられる
主に全国2千の医療機関で、院内処方という形で提供。
ここで得られた注意点や改善点を踏まえた上で、2月28日以降は他の医療機関や薬局へと広げる方針だ。
日本製はいつになるのか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます